調べることには価値がある。

調べることには価値がある。│日刊シラベル

新生児の混合栄養の方法は?母乳とミルク混合の時のすすめかた

2017.9.13

母乳で赤ちゃんを育てていきたい!と思っても、上手く進まないこともあります。

新生児からの混合育児はどのように進めていけば良いのでしょうか?

赤ちゃんが産まれたままに、新生児からの混合育児のすすめかたについてお伝えします。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

妊娠中の日記をノートに残そう!マタニティダイアリーのつけ方

妊娠中にその時の様子を日記に残しておく妊婦さんもたくさんいます。 自分のお気に入りのノートを使...

肌荒れや吹き出物に悩む30代女性必見!その原因と対処方法

30代からの肌荒れや吹き出物に悩んでいませんか? 若い時は肌のトラブルに悩んだことがなかったの...

お腹の脂肪はマッサージでスッキリ!美ボディになろう!

ダイエットをしよう!と思って一生懸命運動をしても、なかなか落ちないのが「お腹の脂肪」です。 ポ...

高校生のダイエットでおすすめなのは?男子はここに注意しよう

高校生のときに無理なダイエットをすることで、のちのちこんな大変なことが起きてしまうかもしれません!?...

給食で牛乳を拒否する方法や理由など給食の牛乳について

給食で牛乳って必ず出てきてあるのが当たり前になっていますよね。 しかし、アレルギーなどで牛乳が...

朝に体重が減らない原因とは?対処方法を紹介します!

一日の中で朝が一番体重が軽いと言われていますが、その理由にはどんなものがあるのでしょうか? 朝...

コンタクト使用で視力が下がる…その原因は自分にあります!

コンタクトを使うと視力が下がると聞いたことはありませんか?実は医学的な根拠はないと言われています。 ...

癌はリンパ節への転移が病状の進行に大きな影響を与える!

癌は昔に比べれば「不治の病」ではなくなってきています。しかし、リンパや血液への転移があると、全身に広...

脂漏性皮膚炎が顔に出来たときはオイルで治せる?オイルの使い方

脂漏性皮膚炎が顔に出来てしまった時、オイルを使って治すという方法があります。 でも、どんなオイ...

缶詰のフルーツでビタミンチャージ!手軽に楽しむ方法

風邪を引いたときなどにフルーツの缶詰を食べると途端に元気になったりしませんか? フルーツの缶詰...

足の親指が腫れてる気がする…ピリピリするのはもしかして…

足の親指を、左右比べてみるとやっぱり、腫れている気がする…健康診断の血液検査で、尿酸値の値が高いのな...

産後は実家に帰りたい!そんな方への注意点はコレ

産後は実家でゆっくりしたい、帰りたいというママ多いのではないでしょうか? しかしあまり長く実家...

自転車と徒歩はどちらが痩せる!?ダイエット効果の違いとは

ダイエットをしようと思ったときに、すぐに誰でもはじめやすい自転車と徒歩(ウォーキング)ではどんなダイ...

眼鏡の度数がきついときの対処方法について紹介します

度数のきつい眼鏡をかけると、体にこんな影響が出てしまうんです!? きつい度数の眼鏡がダメな理由...

聴覚過敏かも!少しの音にも敏感になってイライラが止まらない

現代人は、さまざまな音に囲まれて生活しています。音に敏感になってしまうと、絶え間なく聞こえる小さな音...

スポンサーリンク

新生児の混合育児のすすめかたは?

母乳で赤ちゃんを育てていきたいと思っていても、最初の頃はあまり母乳が出ず、量が足りていないということもありますよね。

そんな時はミルクの力を借りることになりますが、母乳をたくさん出せるようになるためにも、ミルクを上げる前に必ず母乳を吸わせるようにしましょう。

そうすると母乳の分泌が促されるようになります。左右を十分に吸わせて、頻回授乳を心がけましょう。

赤ちゃんがたくさん泣くからおっぱいが足りていないのかな?と思うかもしれませんが、一日のおしっこの量が6回以上出ていて、平均的な体重であれば問題はありません。

母乳不足が心配な場合は、1回に30~40mlのミルクを足してあげましょう。ミルクは母乳よりも消化に時間がかかるので、あまり量を上げすぎてしまうと、授乳間隔があいて母乳の分泌量が少なくなってしまうことがあります。

生後3か月頃までは、与えただけミルクを飲んでしまうので、飲んだ後に吐いたりぐずるようであれば量が多い可能性があります。ママが飲む量を調整してあげるようにしましょう。

新生児の混合育児のすすめかた~ミルクメインの場合

母乳メインの育児からミルクメインの育児に切り替えたい時、それまで母乳しか飲んだことのなかった赤ちゃんは最初ミルクを飲まないことがあります。そんな時は、まずは哺乳瓶に慣れさせることから始めます。

哺乳瓶で遊ばせたり、ゴム乳首をくわえさせるなどして哺乳瓶に慣らしていき、慣れてきたら搾乳した母乳を入れて飲ませます。哺乳瓶の乳首は柔らかいので、ママのおっぱいよりも簡単に飲むことが出来ます。

授乳の時は、ミルクから先に飲ませるようにしましょう。ミルクを嫌がって飲まない時は母乳をあげます。ミルクを飲ませる時は、抱っこして話しかけながら、スキンシップを取るようにしましょう。

ミルクは母乳よりも体重が増えやすいので、体重管理もきちんとしてあげましょう。

また、ママの母乳のケアも大切です。母乳が溜まったままになっていると、乳腺が詰まって乳腺炎になることもありますので、搾乳するなどしてケアを怠らないようにしましょう。

新生児の混合育児のすすめかた~母乳をたくさん出すために

母乳で育児をしたい場合、あまり母乳が出ない時はどのようにして出す量を増やせばよいのでしょうか?

赤ちゃんがお腹が空て泣いた時、ママのおっぱいが張っていなくても、まずは母乳を吸わせるようにしましょう。あまり量が出ていなくても、赤ちゃんが泣くたびに吸わせてあげて、それを繰り替えして行います。

そうすると、赤ちゃんが泣く頻度が増え、1時間に1回のペースで母乳を吸わせるようになってしまうこともあると思いますが、母乳で赤ちゃんを育てていきたいと思うなら、これを繰り返していくのが良いです。

こうやって行くことでママが疲れ、ストレスを感じてしまうようであれば、少しミルクを足して飲ませてあげるのも良いでしょう。この時、赤ちゃんが満足する量を与えるのではなく40~60㏄位を目安にし、授乳感覚が開きすぎるのを防ぎます。

ママは、赤ちゃんが満足する量の母乳を飲ませてあげられずに辛い気持ちになるかもしれませんが、新生児のころは満腹中枢がまだ発達していないため、いくらでも飲んでしまうこともあります。あまり気にしすぎないようにしましょう。

母乳とミルクを混合で飲ませる時の理想的な形は?

母乳とミルクの混合で育児をする場合、一番良い方法は何なのでしょうか?

「母乳の回数を多くしながら、少量のミルクを足して飲ませる」これが理想的な形になります。ミルクを足して飲ませる時も、一日で合計200㏄を超えないようにミルクを足すのが良いでしょう。

混合の場合、ミルクの回数を増やさないようにするのも大切です。

ミルクだけしか与えないことがあると、その分おっぱいを吸う機会が減ってしまいます。上手くママのおっぱいをのめない赤ちゃんの中には、哺乳瓶の吸い口に慣れてしまっている赤ちゃんもいます。

そういった場合は、ママのおっぱいに慣れてもらうことも大切になりますので、もし哺乳瓶を使う時でも、簡単に飲めない作りの物を選ぶようにしましょう。

ミルクを飲ませず、母乳しか与えない回を作ることも大切です。赤ちゃんはすぐお腹を空かせてしまうかもしれませんが、そうすることで母乳の分泌量を増やすことも出来ます。

母乳のことで悩まないで!赤ちゃんはママのことが大好きです

母乳で赤ちゃんを育てたいと思うのは、哺乳動物の本能でもあります。母乳が作られる量を増やすには、赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸わせることが大切になります。

「母乳だけで育てるのは大変そう」「自分は母乳育児ではなかった」と思って、自信を無くしてしまうと、おっぱいを吸わせる回数もだんだん減ってきてしまいます。

母乳だと赤ちゃんがどれだけの量を飲んでくれているかわからないですよね。それが不安だから目盛りのついている哺乳瓶でミルクを飲ませたいと思うママたちもいるようです。

混合栄養で赤ちゃんを育てる時は、どれくらいの量のミルクを追加したらいいのか悩むと思います。

でもその前に。本当に母乳の量は足りていないのですか?本当に混合栄養にする必要があるのですか?もう一度考えてみてください。

「入院中は母乳がたくさん出ていたのに、退院したら量が減ってしまった」というのであれば大丈夫!母乳の量が急激に減ってしまうことなんてないのだと、自信を持って育児をしてください。

赤ちゃんが泣いていると、母乳の量が足りなかったのではないかと不安になると思いますが、赤ちゃんが泣く理由はお腹が空いているだけではありません。

退院して、ママが不安を抱えていることが伝わり、赤ちゃんが心配しているのかもしれませんね!赤ちゃんはママのことが大好きですよ。

 - 健康と医学