人生は長いか短いか。長ければいいというわけではないはず
2017.9.10
人生80年と考えると、長いと感じますか?それとも短いと感じますか?
残りの人生はあと何年あるでしょう。本当のところ、それは誰にもわかりません。
人生は長さよりも、その内容と濃密さ、いかに充実したかが大切なことではありませんか?人生の長さと、その過ごし方について考えてみましょう。
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この記事の概要
人生は長いか短いか。年代でも変わる人生の長さの感じ方
平均寿命が男女とも80歳前後の日本。単純に80年とういう年数を聞くと長く感じますが、自分が過ごしてきた時間を考えると、その感じ方は違うようです。
30代くらいになると「1年ってこんなに早かったかなぁ」と感じる人が増えてきます。40代、50代と歳を重ねるごとに月日の過ぎるのが早く感じられるという意見が多いですね。
豊臣秀吉は60年余りの波乱万丈の人生を全うしましたが、自分の人生を「夢のまた夢」と表現しています。歴史的に残ることを成し遂げた野心家であっても、人生を振り返ったとき「露のようにはかなく消えていく生涯である」と。
昔も今も、人は過ぎた時間を振り返るとき「短い」と感じてしまうものなのでしょう。
子供の頃、世界は知らないもので満ち溢れ、出会うもの全てに感動があります。大人になると、見慣れたものばかりが増え、感動や刺激が薄れて良く。そんな感じ方の違いも人生の長さを違って感じさせているのではないでしょうか。
長い人生か短い人生かよりも、充実して生きたかどうか
十代の学生時代、この先何十年も生きて行くのかと思っていたのに、気が付けばもうすぐ30代。時間の流れ方に加速がついているのではないかと思ってしまいます。
1つ1つ、1年1年の出来事を思い返すと、なるほどそんなに過ぎたのかと思うものの、納得するようなしないような。では、どうすれば人生を長く楽しむことができるのでしょうか。
自分なりの時間の使い方を見つけていく、自分が主体的にやりたいことをする時間を確保することが大切なのではないでしょうか。
使われて仕事をするだけ、しなければいけないからこなすだけの生活では、平坦で面白みのない人生を淡々と浪費してしまう。自分の人生について、立ち止まってじっくり考えてみると見えてくるものもあるはず。
人生の最後に、短かったとおもうか長かったと思うかは、その時にならないとわからないでしょう。ただ、充実したと思える人生にするかは、今現在の自分が決めていけることなのではないでしょうか。
80年の人生を「時間」で考えると長い?短い?
人生の長さは、それぞれに与えられた寿命が違うので終わりの瞬間までわからないものです。ここでは、とりあえず日本人の平均寿命である、およそ80年という長さを客観的に見てみましょう。
80年は、一年を365日として単純計算すると「29,200日」。時間にすると「700,800時間」。分にすると「420,480,000分」。秒ならば「2,522,880,000秒」となります。
これらの数字を見て、長いと感じますか?短いと感じますか?さらにこのうちの3分の1は、睡眠として消費している時間です。
25億秒かぁ…と思ったあなた、これは「80年」の計算です。すでに何億秒を消費しているのであれば、残された時間はもっと短いはず。
無為に過ごす時間が楽しいという場合もあるかもしれませんが、一生という時間を細かな数字に置き換えてみると、浪費するのがもったいなく感じてきます。
「人生は、何十年もの時間がある」と思うか、「人生はこれだけの時間しかないのだ」と感じるのかは、思い描いた夢や目標、将来設計によっても随分違いがあることでしょう。
人生で与えられる時間を最大限に生かすために
「人生80年」
これを長いと感じるか、短いと感じるか。それだけで、人生の過ごし方が変わって来るかもしれません。「時は金なり」と言いますが、時間とお金には似たようなところがあります。
多ければ無駄に使ってしまう、少なければ大切にするということです。「人生80年」を短いと感じる人は「たった80年しかないのだから、必要なことはすぐに行動しなければ」と思って、行動できるのではないでしょうか。
時間を大切にする、その中での出会いを大切にする。そんな気持ちが人間関係を円滑にし、時間のプレッシャーが気持ちを奮い立たせる活力にもなり得るでしょう。
逆に80年という人生が長いと思ってしまうと「また今度」、「次でいいや」とズルズルと先延ばしにしてしまいがち。
大きなチャンスの逃してしまうことにもなるのです。人生は短いと思っている人ほど、濃厚で充実した人生を送れる可能性は高いのではないでしょうか。
充実した人生のために思いついたら挑戦しよう!
十代のうちはともかく、30代以上の大人は多くが「人生は短い」と感じているのです。
仕事や家庭、子育てなど役割も増えて時間も削られると、なおさらそう感じるでしょう。興味のあること、必ずやらなければならないことは、先送りにせず次々に手をつけなければ、着実に時間だけは過ぎていくのです。
宗教観によっては、来世で生まれ変わって豊かな生活ができることもあるようですが、そうなる保証はありません。今の人生でやりたいことはチャレンジしておくべきだと思いませんか?
もう30歳だから無理だろう。40歳からでは遅すぎる。50歳で夢みたいなことを言うな。そうやって、残りの人生を指折り数えて諦めることは簡単かもしれません。
でも、人生はいつ、どんなことが起こるか誰にもわかりません。60歳から、70歳から始めたことで大成功したり、想像以上の結果が得られることがあるのです。
何かを始めようと思ったら、生きている限り遅いことなどありません。やってみたい、チャレンジしようと思ったら年齢を言い訳にせずに飛び込んでみてもいいと思うのです。
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