風邪の時に飛行機に乗ると耳抜きができない!?対処方法について
2017.8.29
飛行機に乗ると、耳が痛くなることがありますよね。しかし、すぐに痛みがひく人と続く人がいると思います。
その痛みの違いは耳抜きができるかできないかなのかもしれません。
風邪を引いていてるときは、気をつけないと中耳炎になってしまうかもしれません。気になる飛行機に乗ったときの耳抜きの方法を紹介します。
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この記事の概要
風邪のときは耳抜きがしにくい!?飛行機ではどうしたらいい?
風邪や副鼻腔など、いまいち鼻や耳の調子がよくないとき飛行機に乗らなくてはいけないときにはいったいどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
できれば、それらの治療を優先することが大切ですが緊急のときなどはそうも言ってられませんよね。
飛行機で耳抜きをするには、ツバを飲み込んだり飴をなめたり、ガムをかんだり、あくびをするといいでしょう。アゴを動かして耳管を刺激することでも耳抜きすることができるでしょう。
耳抜きのバルサルバ法について
まず、鼻をかんで息を軽く吸い込み、鼻をつまみ、口を閉じて吸い込んだ息を耳の方へ送り込むようにしてください。このときに、強く勢いよくやらないこと。最後に唾を飲みこみましょう。
かぜやアレルギー性鼻炎の症状がある場合は、市販の点鼻薬や病院で出された薬などを搭乗前もしくは下降前に使用しとくといいようです。
飛行機に乗っているときに風邪で耳抜きができないとすごく痛い!
飛行機の中は、与圧装置により気圧を調節していますが機内の気圧は地上より0.7~0.8気圧くらいと低くなっています。富士山の5合目程度の標高2,000~2,500mの山に登っているのと同じ状態です。
離陸や着陸の15~30分間に集中して気圧の変化が起き体質や体調によっては、航空性中耳炎をおこしてしまいます。
飛行機の上昇するときは中耳腔が外界に対し陽圧となるので一定以上の陽圧になれば自然と耳管が開きます。
しかし、飛行機が下降するときは陰圧となるので、自然に耳管を開くことができません。唾をのむなどの動きで耳管を開くことができる人とそうではない人がいるので風邪気味のときは意識的に唾液を飲んだりあくびをして耳管を開くようにしてください。
飛行機を降りたあとも、耳が痛い、耳閉感など違和感があるときは耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
風邪をひいて鼻やのどの炎症が起きているときは、耳管が腫れて狭くなったり、鼻汁がたまったりして耳管の働きが悪くなっているのでとくに注意が必要です。
風邪でなかなか耳抜きができないときは飛行機用の耳栓がおすすめ!
風邪をひいていて、飛行機に乗らなければいけないときに役立つのが耳栓です。普通のものではなく、飛行機用の耳栓を使うといいでしょう。
痛みがゼロになるわけではありませんが、痛みは軽減され気持ち的にも安心できます。
飛行機用の耳栓にも、普通サイズとSサイズがあるので自分に合ったものを選びましょう。普段、耳栓をしない人にはなんだかへんな感じがするかもしれません。
耳栓にはサイズの他に質感にも種類があるのハードタイプやソフトタイプがあります。
耳抜きができなかったり、下手であったりする人はもともと耳と鼻を結ぶ「耳管(じかん)」が細い場合があります。耳管とは、鼻腔の最も奥から中耳(鼓膜の内側)に通じる
管のことを言いますがこの耳管が細い、換気が悪い人は耳管狭窄症であるかもしれません。
小さい頃に、何回も中耳炎になっていたりアレルギー性鼻炎・花粉症・副鼻腔炎(ちくのう症)を持っている人は鼻・喉の風邪をひくと耳管の換気が悪くなり、耳管狭窄症になる可能性が高いのです。
飛行機に乗って耳がいたくならないようにする方法
飛行機用の耳栓もいいですが、用意するのは大変という人はヘッドホンで音楽を聞くのも効果があります。もちろん、備え付けのものでも大丈夫。
ヘッドホンが急な気圧の変化をの影響を軽減なんて驚きですよね。
寝ようと思っている人も、小さく音楽をかけてヘッドホンをするといいかもしれません。少し、恥ずかしいかもしれませんが着陸や離陸するときに紙コップを耳にあてるという方法もあります。
紙コップの中に温かいおしぼりを入れるのがポイントです。温かい空気を耳に直接当てることで耳の内外で崩れた気圧のバランスを緩和してくれるのだそうです。
こどもであれば、そこまで気にならないかもしれませんが大人だと目立ってしまうかもしれませんね。しかし、客室乗務員さんに相談すれば紙コップとおしぼりを用意してくれるそうなので風邪ぎみのときは用意してもらうといいでしょう。
また、上手く耳抜きができない人はくしゃみをするといいようです。こよりをつくって試してみてください。
飛行機に乗って風邪をひかない、悪化させないためには?
飛行機内は思っている以上に乾燥しています。また、無意識のうちに口呼吸になってしまったり寝ているときに喉を痛めてしまうこともあるでしょう。
まずは、風邪をひかないためにもうつさないためにもマスクをうけるようにしましょう。
ビジネスクラスやプレミアムエコノミーに乗ると必ずマスクをプレゼントされるそうです。もったいないからとっておかずにつけましょう!
できれば、飛行機の席は通路側をとりましょう。冷房があたりやすく体を冷やしやすい窓側はあまりおすすめはできません。
そして、意外とわすれがちなのが服装です。暑い時期や暑い場所に行くときは、半そでを着用することが多いでしょう。カーディガンやシャツなど長袖のものは一枚用意しておくといいでしょう。サンダルなどのときでも靴下は持っておくといいかもしれません。
空気の乾燥が風邪を引きやすい原因となりますが、体内の水分が少ないときにも風邪を引きやすい状態にしてしまいます。
お酒ではなく、水を飲むようにしましょう。また、飛行機に乗る前の体調管理も大切です。いつも以上に睡眠をとるなどして体調を整えることで風邪をひきにくくすることができるでしょう。
- 健康と医学