指や爪が変色してきた!茶色などに変色した時の注意点とは
2017.9.10

気付いたら、指や爪などが茶色に変色している…。これは何かの病気なのでしょうか?
変色する場所などによって、症状が異なるようです。
足や爪などが変色した場合に考えられることや、料理で指が着色してしまった時の落とし方をまとめました♪
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この記事の概要
指の爪や足が変色!加齢によって茶色の色素沈着があることも
足の変色は、けがなどによって始めるものと、糖尿病などによる影響から起こるものがあります。特に足の爪の変色は、『真菌感染症』などの特定の感染症から起こることもあります。常に注意が必要なため、気づいた時はすぐ医師へ相談しましょう。
また、加齢に伴って足が変色してしまうことがあります。皮膚には数カ所にわたって茶色の色素沈着が起こり、全体的に乾燥して体毛が薄くなります。足の爪が厚くなって曲がることもあり、『真菌感染症』になることが多くなるようです。
このように、加齢に伴って足に変化が起こり始めた場合は、少しサイズの大きい靴を履くことでトラブルを回避することもできます。高齢者の方々は特に、足のサイズに合わない靴を長く履き続けないように気を付けていただきたいです。
料理中に指が変色!ごぼうで茶色になった場合
ごぼうは体にも良いため、食卓に出る回数を増やしたいものです。しかし主婦の頭を一番悩ませてしまうのが、ごぼうの下ごしらえです。細長く、硬くて切りづらいと感じる他に、指や爪が茶色に着色してしまって変色してしまい、臭いがなかなか取れないということがあるからです。
しかし、身近にあるものを利用すると、指の変色が元に戻りやすくなります。まず、ごぼうの下ごしらえをする前に、指先に酢をつけましょう。そうすることで着色を防ぐことができます。もし着色してしまった場合は、次のことを試してみてください。
- レモンの切り口で指を擦る
- 水で薄めたキッチン用漂白剤で指を漂白する
- 調理後すぐに酢水に浸ける
アクが強いごぼうの着色は、これらの方法で対処することで取れていくでしょう。しかし、どれも刺激が強いために肌荒れを起こしてしまう恐れがあります。試した後は必ずよく手をすすぎ、保湿クリームを塗って手の皮膚を保護するようにしてください。
指や爪などの皮膚が変色(茶色など)した場合は「メラノーマ」の疑いも
1.大人になってからほくろができた
30代前後くらいから出来始めたほくろや黒いシミは、『メラノーマ』の疑いがあります。子どもの頃から大きいほくろがあるという方もいますが、大人になってから7mm以上の大きなほくろができるととても危険です。
「あれ?ここにほくろがあったかな…」と思った時は、毎日様子を見て進行していないか確認してみてください。進行していると感じた場合は、すぐに医師へ相談しましょう。
2.ほくろの色の濃さが違う
一般的なほくろの場合、色にほとんど差がありません。しかし『メラノーマ』の場合は、濃い黒のほくろのものもあれば、薄茶色のほくろもあるのです。形はきれいな円ではなく、少し変形したようないびつな形になっていることが多いです。
3.爪に黒い縦線が半分以上占めている
爪の幅の半分以上が黒や茶色の縦線がある時も、すぐに医師へ相談する必要があります。特に足の親指の爪に多いようですが、足に限らず手の爪に症状が出ることもあります。
しかし、血豆や爪のほくろという場合もあります。こちらも爪の縦線の幅が広がっていないか、日ごろから注意して確認するといいでしょう。
足の爪が変色している!?水虫の症状とは
『白癬菌(はくせんきん)』と呼ばれるカビが、皮膚や爪に付着して繁殖することで水虫になります。
白癬菌は『ケラチン』というたんぱく質から出来ている成分を栄養源とし、温かく湿気が多いところに繁殖します。身体には、皮膚や毛、爪にケラチンという成分が多く含まれています。
一番多いのは、足に水虫ができるケースです。靴の中は足が常に温かく、湿気やケラチンなどの白癬菌が繁殖する条件がすべて揃っている状態だといえます。特に足の爪の中側にはケラチンが多いため、白癬菌はそこを目がけて入り込んでいくのです。
白癬菌が足の爪に入り込んで繁殖すると、爪が黄色や茶色などに変色するようになります。その後、爪の表面が崩れやすくなったり、分厚く硬化していくのです。
足の爪の変化に気付いた時は、すぐに皮膚科で治療を開始することを強くおすすめします。爪に入り込んだ白癬菌を死滅させるには、半年~1年ほどの治療期間を必要とするのです。医者から完治したという診断がおりるまで、根気よく治療を続ける必要があります。
水虫にならないためには、予防が大切になります。家に帰宅したらすぐに、足を良く洗って清潔にしましょう。手袋をして仕事をすることが多い方は、手の爪も清潔に保つことを心掛ける必要もあります。そうすることで、水虫感染の予防することができますよ。
手や足の爪が変色している!考えられる病気は?
1.爪甲色素線条の疑い
手や足の爪に、黒または茶色の線が入ることを『爪甲色素線条』といいます。このような爪の変色は、日本人には多いと言われています。身近な人の爪で見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
老化現象の一つで、高齢者の方には多くみられるものです。しかし、それ以外の方々に爪甲色素線条ができる原因は、以下の3つが考えられます。
- 新たに爪を作る部分の『爪母(そうぼ)』に“ほくろ”ができてしまい、メラニン色素が沈着したまま伸びる。
- 真菌感染や水虫などによって変色したもの。
- 内臓に疾患がある場合。
一本の爪だけではなく数本の爪に変色が見られる場合は、内臓疾患や『アジソン病』の疑いがあります。注意して観察をし、医師に相談することをおすすめします。
2.爪下血腫の疑い
足の爪が黒から紫色に変色した場合は、爪下血腫の可能性が高いと考えられます。これは別名『ランナー爪』とも呼ばれており、ランニングやサッカー選手などに起きやすい症状です。
原因は足に合わない靴を長期間履いていたり、長時間足に負担がかかる運動をすることで起こります。その他、足に重い物を落としたりドアに挟んでしまった時も、爪の下が出血してしまい黒くなることもあります。
爪下血腫の場合は自然に治る場合がほとんどですが、痛みが強いと感じる時は皮膚科や整形外科などで、爪の中に溜まった血を抜いてもらうというような治療をしてもらうといいでしょう。
- 健康と医学