コンタクト使用で視力が下がる…その原因は自分にあります!
2017.9.4
コンタクトを使うと視力が下がると聞いたことはありませんか?実は医学的な根拠はないと言われています。
でも、実際にコンタクトをつけ始めてから視力が下がった人が続出しているとか。
コンタクト使用で視力が下がるのは自分のせい?原因と対策方法を調べてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
眼科でコンタクトの処方箋のみ出してくれる?できない時の対処法
コンタクトを購入する時は、眼科で出してもらった処方箋が必要になりますよね。 処方箋のみもらえた...
-
運動と食事はどちらを先に取るのが効果的?ダイエット効果の違い
ダイエットをするときに気になるのが「運動」と「食事」のタイミングです。 運動をしてから食事をす...
スポンサーリンク
この記事の概要
コンタクトによって視力が下がると感じる若者が急増中!
より見えやすくするためにつけているコンタクトや眼鏡。それなのに、視力が下がったと感じる人が多いと言われています。
「コンタクトをつけるようになってから視力が下がった」と実感しているのは、若い世代の人。スマートフォンの長時間使用が原因になっている可能性もあります。
コンタクトレンズは、すべての距離に対応しているわけではありません。学校の授業で黒板を見る時は「遠くを見ている状態」です。そして、教科書やスマートフォンを見る時は「近くを見ている状態」です。でも、1日中同じコンタクトレンズをつけています。
コンタクトレンズや眼鏡を作る時は、遠くを見る目的で作られています。それなのに、スマートフォンなど近くのものを見続けていると、目に負担をかけることになってしまいます。
そのことによって、視力が低下したと感じる若い世代の人が多いのかもしれません。
コンタクト使用によって視力が下がると言われる根拠はない?
コンタクトをつけることによって視力が下がる事に対して、医学的根拠はないと言われています。しかしコンタクトは、その人の目の状態やレンズの種類によって、装着する時間が決められています。
コンタクトは、遠くを見るためのもの。近くのものを見ることには正直適していないと言えるでしょう。そのため、パソコンやスマートホンを長時間使用する人は、目が酸素不足の状態になってしまうので、あまり向いていないのです。
コンタクトをつけることによって、ドライアイになりやすいと言われています。そのくらい目に負担がかかっているので、視力低下に結びついてしまうのです。
コンタクトを使用する人は、ケアを怠らないことが大切です。そのためにも、定期健診は3カ月に一度は受けるようにしましょう。
医学的根拠は現段階ではないと言われていても、正しいコンタクトレンズを使用しないことによって視力が低下する可能性はあります。
パソコンやスマートホンを使う時には、コンタクトよりも眼鏡を使用する方が良いでしょう。近くのものを見続けていると、まばたきの回数が減り、目が乾燥しやすくなります。目の負担を減らすためには、眼鏡の方が良いと言えます。
コンタクトを使用しても視力が下がるのを防ぐ方法はある?
コンタクト使用によって視力が下がる根拠はないと言われていますが、視力低下を防ぐ方法はないのでしょうか?
まず、レンズの度が本当に自分に合っているかどうかを確認しましょう。
度数が合っていないレンズを使用していても、目はピントを調整しようとします。しかしこの状態が続いてしまうと、ピントを調整する目の筋肉が硬くなってしまい、正しく動かなくなってしまうのです。
そのため、度数が合っているレンズを使用してもピント調整ができなくなります。そして視力低下をまねくのです。
「度が合っていないかもしれない」と感じたら、すぐに視力検査を受けてみましょう。
コンタクトを使用している人は、そうじゃない人と比較するとドライアイになりやすいと言われています。ドライアイになってしまうと、レンズが乾いてしまいます。そして、物がぼやけて見えるようになり、視力が落ちたように感じます。
しかし、その状態でも目はピントを調整しようとするので、ピントの調整能力が落ちることになり、本当に視力が低下してしまいます。
ドライアイの人向けのコンタクトもあります。ドライアイの人は、コンタクトの選び方にも注意しましょう。
視力回復に効果がある食べ物とは?
少しでも視力を上げたい・・・最近ではいろいろなサプリメントも出ていますが、視力回復に良い食べ物はあるのでしょうか?
ブルーベリーが目に良いという話は聞いたことがあるのではないでしょうか?ブルーベリーには、眼精疲労を抑えて、目の回復もしてくれる「アントシアニン」という成分が含まれています。近視の進行を防いでくれる効果もあるようです。
魚類では、さけやいくら、エビなどに「アスタキサンチン」が含まれています。これはオレンジ色の食品に含まれていることが多く、眼精疲労の回復をしてくれると言われています。
ブロッコリーも視力回復に良いと言われています。ルテイン(網膜や水晶体の酸化を防ぐ役目)やビタミンC(白内障の予防、水晶体の酸化防止)が含まれているからです。
血行を促進し、眼精疲労やドライアイを予防してくれる「ビタミンE」。うなぎやツナ缶、かぼちゃなどに入っています。
他にも目に良いと言われる食べ物はいろいろあります。視力回復のために、食生活を見直してみませんか?
視力低下は努力すれば防ぐことができる!
視力が落ちてきたように感じたら、まずは眼鏡を使用してみましょう。
近視が原因であるとわかれば、眼鏡を作って視力矯正をするのです。視力が下がったまま裸眼で過ごしていると、物が見えにくくなったり、目が疲れやすくなります。最悪、視力矯正しようとしても視力が出にくくなってしまいます。
視力低下が原因で眼鏡やコンタクトを使用していても、視力はさらに低下しやすくなっています。特に若い人は、視力が落ちやすいと言われています。
少しでも低下するのを防ぐためには、目を休めてあげることも大切です。物を見る時の距離に注意しましょう。少しでも離してみるように心がけるのです。
仕事でパソコンを長時間使う人、受験のために勉強する時間が長い人は特に気をつけましょう。
視力の低下が軽度の場合は、視力回復トレーニングも有効です。視力が低下したと感じたら、放置しないようしましょう。
- 健康と医学