高卒と大卒とでは価値観が違ってくる?を徹底調査!
2017.12.15
社会に出れば、自然と高卒と大卒、大学院卒に分けらえてしまうものです。そしてそこにはそれぞれ価値観の相違が出てくると言います。
高卒と大卒で価値観は違うもの?高卒と大卒では仕事に対しても価値観が違う?高卒と大卒で価値観の違いがでるのは仕方がないこと?
高卒と大卒の価値観の違いについて調査しました!
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この記事の概要
高卒と大卒で価値観は違うもの?
高卒と大卒で少なからず価値観の違いはでてきます。
たとえば交友範囲。
高卒の子は、近所の友達や小さい会社の社員がほとんどですが、大卒は違います。幸寿や大学企画のイベントで知り合った業界人、友達だって地方出身者、中学生やアルバイト先の仲間や他大学の学生など、その交友範囲は広いものがあります。
高卒の子の中には、実家と徒歩数分の職場だけの往復のみ・・・ということも少なくありません。
交友範囲だけを見ても、価値観が全然違ってくるのがわかりますよね。
一概には言えませんが、大学を出ると、お金以外の価値観を持てるようになるのです。
価値観は、家庭環境や年齢性別、就労環境によっても大きく左右されるのは確かですが、学歴も大きく関係するのです。よって、中卒・高卒・大卒で価値観が変わってしまうのも当然なのかもしれません。
高卒と大卒では仕事に対しても価値観が違う?
企業には、高卒から就職した人もいれば大卒から入社した人もいます。それぞれどんな印象を抱いているのか。
大卒社員からみた高卒社員の印象は「熱心で真面目だけど融通が利かない」、高卒社員からみた大卒社員の印象は「要領がよくて柔軟だけど適当に思える」だとか。
高卒と大卒お互いのギャップを多少感じながら仕事をしていくことになるのです。
「大卒だから高卒よりは頭がいい」というのは大きな間違いで、実際はそれほど知識や学力にそれほど差はありません。それは、一部の学生を除き、大学4年間は高校3年間よりも学ぶ時間が各段に少ないからです。
大学生活を経験している人なら感じていると思いますが、高校時代の方が勉強していたとおもいませんか?大学へはテストの期間だえ、あとはサークルとバイト三昧といった方も多いのではないでしょうか。
高卒と大卒で学力の差がないとすれば、やはり価値観の差が出てくる大きな要因は「人間関係」となるのです。大学の方が、はるかに人と接す機会が増えます。それが学びとなるのです。
高卒と大卒で価値観の違いがでるのは仕方がないこと
高卒と大卒では、生涯賃金を比べても大きな差が出てしまうため、価値観が出てくるのも当然なのかもしれません。
2013年の調査では、男性の生涯賃金で高卒の場合は「2億4610万円」、大卒・大学院卒だと「2億7710万円」。大卒の方が3100万円 も多くもらえることがわかっています。
女性の場合でも、高卒で「1億8240万円」、大卒・大学院卒で「2億3530万円」といった結果に。大卒の方が5290万円も多くもらえることがわかりました。
高卒の方が働く期間が長いのに、生涯賃金でこらだけの差が出てくるのです。学費のかけ方によっては生涯賃金の差がなくなることもありますが、学費による逆転はほとんどありません。
ただ、高卒であっても、規模の大きい企業に勤めることで、大卒よりも多く賃金を貰う事も可能になります。
就職した企業の規模によっては、生涯賃金の逆転もありえるということです。会社の規模が大きくなるほど生涯賃金も高くなり、高卒で企業規模が1000人以上の大企業に就職できれば、生涯賃金はアップし、その額は約2億7240万円とも言われています。
高卒と大卒とでは恋愛の価値観も違ってくるq?
高卒と大卒とで仕事上の価値観の違いもありますが、恋愛の価値観にも影響がでてきます。
自分の学歴が高い人ほど相手の学歴も気にする傾向にあるため、相手の学歴だけは妥協できないという人がほとんど。
四大卒と高卒とでは価値観が合わない、子供も大学へ行って欲しいから教育の事で揉めそうなどといった意見があるのです。
自分と同じくらいの思考レベルでないと、話していても会話が成り立たないといったことも確かにあります。自分よりも学歴が低い男性と話をしていて一度でもそう感じてしまうと、恋愛対象外として見てしまうのです。「高卒の人とは一緒に生活できない」と思ってしまうのです。
反対に、自分より高学歴の人が良いという人もたくさんいますが、それは、頼りがいがありそうで尊敬できるからです。確かに、自分が知らないことをたくさん知っていて、頭がいいとなるとそう感じてしまいます。
でも本当に学歴だけで判断するべきなのでしょうか。学歴が良いからといって頭が良いとは限りません。学歴は1つの目安でしかないのです。
高卒と大卒では出世速度は違うもの?
昔は年功序列システムがほとんどでした。学歴がどうであれ、同期入社組は同じように昇進し、ある程度の出世が可能だったのです。
しかし今は違います。1998年を境に、状況は変わったのです。
高卒でどんなに仕事ができて上司に高い評価を受けても、新人の大卒者にあっという間に追い抜かれてしまうのです。悲しいですがそれが現実です。
ある大手企業では、高卒者は45歳くらいで係長にまで上りつめれば大出世と言われますが、大卒者は早くて30歳半、40歳までには係長以上の役職につくそうです。大卒の課長クラスは45歳~50歳。そう考えると、高卒で部長になるのは到底無理な話ですよね。学歴重視の企業にいる限り、出世することは困難だということです。
ただ、最近の企業は昇格基準も変わってきており、高卒でも高い給与を狙う可能性が高まっています。そのためには、学歴重視の企業を選ぶのではなく、出世スピードがスキルに比例する職場を選ぶことが大切になります。諦めずに頑張りましょう。
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