就活でアルバイト経験を盛っても良い?就活での嘘について
2017.9.24
就活では少しでも自分を良く見せようと嘘をついて自己アピールしてしまう人もいます。
特にアピールすることがない人はアルバイト経験を嘘ついてしまう事もあるようです。
就活で嘘をついてもバレることはないのでしょうか?バレたらどうなるのか?調べてみました。
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この記事の概要
就活でアルバイト歴や内容に嘘を付く意味はあるのか?
新卒で就活する場合は、学生でもなく働いてもいない「空白期間」はありませんので、アルバイト歴を水増ししたり嘘をつく意味が無いと思います。
アルバイト歴1年間を2年間という事や一度もやったことないアルバイトをしたことがあるということにどれ程の意味がありますか?
嘘を付くことに意味があるのだとしたら、面接やエントリーシートに書くネタが全くない人がアルバイトをした経験があるということにするくらいしか意味がないと思います。
しかし、アルバイト期間の水増しは意味がないと思います。例えば1日や1週間で辞めたバイトの場合、イメージが悪いので期間を水増しするくらいならむしろそこでのアルバイト経験は言わない方が良いような気がします。
ただし、新卒の就活以外でフリーターや転職の合間でバイトをする場合は、空白期間が長いと採用に影響する場合も多いので、期間を水増しする意味はあるかもしれません。
ひとつ注意しなければいけないのは、転職活動で正社員などの職歴で嘘をつくとバレるリスクが高くなります。例え内定をもらってもバレれば内定取り消しになる可能性もありますし、入社後にバレた場合は会社に居づらくなったり辞めなければいけなくなるリスクもあります。
就活で嘘を付いていい?アルバイト経験は盛るとバレる?
初めに言っておくと、嘘を言うのは良くない事です。しかし、就活の場合は嘘も方便となる場合もあります。ただし、すぐにバレる嘘はついてはいけません。つまりバレない嘘なら・・・
バレにくい嘘
- アルバイト経験
- サークル活動
- ボランティア活動や課外活動
- 第一志望の会社
- TOEICの点数
バレやすい嘘
- 部活
- ゼミ
- 資格
バレやすい嘘は調べればわかる事や実際に体験していないと身につかないスキルなどが求められる事なので噓つかない方が良いでしょう。
アルバイト経験
特殊な嘘を付かない限り、学生の時のアルバイト経験に偽りがないかいちいち雇用情報を確認する企業はないと思いますし、個人情報の観点から漏れるリスクは少ないです。ただし、同じお店や系列店での経験者が同じ会社にいて突っ込まれてバレるリスクはあります。
サークル活動
サークル活動も多少嘘を付いても大丈夫な内容です。面接で突っ込まれた時にバレないように、サークル活動の思い出などを話せるようにしましょう。これもアルバイト経験と同じで、運悪くサークルの先輩が面接官などにいたらバレてしまうリスクはあります。
ボランティア活動や課外活動
ボランティア活動や課外活動もバレることはありません。リアルに答えられるように体験談等を調べておきましょう。
第一志望の会社
これはむしろ嘘を付かないといけない内容です。本当は違う企業が第一希望でも、御社が第一希望です!とはっきり言いましょう。違いますと言われれば不採用のリスクが高まります。
TOEICの点数
意外かもしれませんが、ESに書くだけなら少しの水増しはバレないでしょう。ただし、TOEICの点数で足切りしている企業もありますが、そういう企業にはねつ造禁止です。また、英語力を重視している会社だと後から自分の首を絞める可能性があることも理解しましょう。
就活ではアルバイト経験以外にも色んな嘘を言っている!?
就活の面接でアピールのために嘘を付いたことがあるか約400人にアンケートを取ってみたところ30%の人が「嘘を付いた」と答えました。
就活中は自分の事を良く見せたいあまり、つい嘘を言ってしまう人も結構いるようです。嘘を付いたと答えた人にどんな嘘を言ったのか聞いてみたところ、結構大胆な嘘を言っている人もいました。
「海外研修はアピール材料になると思って、海外研修でボランティア活動をした経験があると言った。」
「経験がないのにその場のノリで、ホームステイ経験があると言ってしまった」
「アピールすることが無かったので、海外留学中は特に何もしてないのに盛って話した。」
「グローバルな人間に思われそうだから何度も海外に行ったことがあるという嘘を付いた。」
最近のグローバル化に合わせて海外での経験をアピールする人が増えています。「英語が出来る」「海外留学の経験がある」というのは有効な自己アピール材料になりそうですが、話を盛ってしまう人や思わず嘘を付いてしまう事もあるようです。
嘘がバレないと思って調子に乗って話していると、面接官にいきなり「英語で自己紹介してみて」と言われてしまう可能性もあるので注意しましょう。
就活で嘘を付いたことがバレたらどうなる?
履歴書の記載に誤りがある場合、それが嘘だとバレたらどうなってしまうのか?
履歴書の記載する項目に嘘の記載をすると、経歴詐称という罪に問われる可能性があります。履歴書の嘘位で大袈裟なと思うかもしれませんが、立派な犯罪なので企業によってはあなたを訴える可能性もゼロではありません。
もしも、就活期間中に嘘がバレて訴えられでもしたら、大切な時間を無駄にしてしまいます。
ですから、履歴書に嘘を書くのはおすすめしません。就活の時にバレなければ良い、入社してしまえばこっちのものと思う人もいますが、そういう問題でもないのです。
不採用になった場合は返却してくる会社もありますが、普通は採用した社員の履歴書は会社で保管しています。何か問題が起きた時には、この時の履歴書からあなたの経歴などを調べられる可能性があります。
そうすると、嘘を付いていたことがすぐにばれてしまいます。入社後にバレると解雇の可能性もあり、あなたの経歴に傷がついてしまいます。どんな場合でも履歴書に嘘を書くのはやめましょう。
企業は就活で学生が嘘を付くことはお見通し!?
就活を有利に進めたくて嘘を付いてしまう人は多いですが、嘘を付くのなら完璧に作り上げる必要があります。
なぜなら、就活生が面接で嘘を付く事を面接官は知っています。ですから、疑わしいと思ったら嘘を付いていない証拠に当事者しか知りえないであろうことを聞き出そうと「ではエピソードを聞かせてください」などと様々な質問を投げかけてきます。
例えば、就活生がサークルでリーダーの経験があると言っているが面接官が疑っている場合は、どんな質問をすると思いますか?
- サークルの規模は?
- サークル活動の場所は?
- サークル活動ではどんな企画を出した?
- それに反対する人は居なかった?
- リーダーとして困ったことはどんなこと?
- サークルの予算はどうやって切り盛りした?
この様に、実際に経験していないと分からない事まで細かく質問されるでしょう。
嘘を付こうと思っている人はサークルの規模や活動内容などを考えているでしょうが、最初からサークルの予算の切り盛りの仕方まで考えている人は少ないのではないでしょうか?
自分が学生の嘘を見抜く面接官だと思って、自分の自己PRを見返してみましょう。そして、突っ込まれそうな箇所を細かく補完していくのです。なお、嘘を付くよりも本当の話をした方が人柄が伝わって良いかもしれません。
- ビジネスと経済