電話を切る順番はどっちから?正し電話のマナーをご紹介
2017.9.24
電話はかけた方から切る?かかってきた方から切る?
電話を切る順番で迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。どちらも切らずに無言が続いてしまうなんて時もありますよね・・・。
社会人なら知っておきたい!電話を切る際の順番やマナーについてご紹介します。
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この記事の概要
電話を切る順番は、基本的にはかけた方から!
電話を切る際、切る順番を気にしたことがありますか?家族間や友達同士では気にしていなくとも、社会に出ると電話を切る順番にもマナーがある為、覚えておいて損はありません。
既にご存知の方も多いかと思いますが、基本的には電話をかけた方から電話を切るのがマナーとされています。そして、電話を切る際にはガチャっと受話器を置かずに、そっと置いてくださいね。もしくは受話器を置く前に手で切ると、なお良いでしょう。
しかし、かけた方から切らないことがマナーという場合もあります。それは、目上の人に電話をかけた時です。
その場合は、相手が電話を切ったことを確認してから電話を切るようにしてください。マナー違反をしてしまうと、小さなことでも悪い印象を与えてしまう可能性がありますので注意が必要です。
こんな風に、相手が誰かによっても電話を切る順番というのは変わってくるのです。マナーをきちんと守って、正しい電話対応が出来るようになりましょう。
電話を切る順番がかけた方からなのは何故?
電話というのは、用事がある方がかけるものです。その為、電話を受けた人が先に切ってしまうと、かけた方の用件がまだ終わっていない可能性もあります。
かけた方の用事が終わったら、かけた方から切る・・・と考えると、確かに理にかなっている気がしますよね。
しかし、例えば就職活動においての応募者と企業という関係であれば、自分からかけた場合でも自分から切って良いのか迷ってしまうことがあるでしょう。
そんな時は、マナーの基本を考えてみてください。根本にあるのは、相手への気遣いや思いやりの気持ちです。
そう考えた時に、切るタイミングがわからずに無言になってしまったり、自分がかけたからと言って用件が終わった途端にガチャっと切ってしまったりというのが、一番避けたい行動ですよね。
そのため、自分からかけた場合には「お忙しい所ありがとうございました。失礼いたします。」ときっちりと最後の挨拶をしてから切るようにしましょう。もちろんすぐに切らず、相手が言葉を言い終わるのを待ち、一呼吸おいてから切ってください。
電話を切る順番や最後の挨拶は、とても大切
電話を切る際には、これから電話を切るということを知らせるための挨拶が必要になります。何も言わずに話が終わったからと言って電話を突然切ってしまうと、相手はガチャ切りされたと不快な思いになるでしょう。
電話を切る際の挨拶やマナーを心得ておくことで、相手から失礼な印象を持たれることを防ぐことが出来ます。
電話を切る際に挨拶をするのは、マナーの基本です。特に電話の場合は声だけでしか判断することが出来ない為、言葉遣いもとても重要になります。
「お忙しいところありがとうございました」「よろしくお願いいたします」「失礼いたします」というように、電話をかけた時もかかってきた時も最後の挨拶を忘れずにするようにしましょう。
この最後の一言があるか否かで、相手に与える印象が大きく変わるのです。
社会人は出来るようになっておきたい!丁寧に電話を切る方法
電話の丁寧な切り方の基本は、「相手が切るまで待つ」という方法です。
「失礼します」などと言った後に、自分が先に受話器を置くのではなく、相手が置くのを待ちます。なぜそのようにするのかと言うと、ガチャンという電話を切る音で相手を不快にさせてしまう可能性があるからです。
また、先に切ることで相手に「私との会話を早く終わらせたかったのかな」と思わせてしまうかもしれないからです。
その為、電話を切る際には相手が切るまで待つと良いでしょう。相手が受話器を置くと、「ガチャ」という音が聞こえるので切れたのがわかります。その音を聞いてから受話器を置いてください。そうすることで、相手に不快感を与えずに電話を切ることが出来るのです。
家族同士、友達同士ではここまで気を遣う必要はありません。ただ、相手が目上の人の場合などで丁寧な印象を与えたい時には有効でしょう。
しかし、時には相手も同じことを考えている場合があります。そうなると、最後は切るに切れなくなってしまうのです。
そんな時には、「どうぞ、先にお切りください」と譲ってみてください。これはコールセンターでも使っているような、丁寧な対応です。社会人であれば、覚えておいて損は無いでしょう。
電話を切る順番以外にも覚えておきたい、電話のポイント
電話は相手の表情や姿勢などが見えず、声だけでしか情報を得ることが出来ません。その為、ついつい頬杖をついて電話してしまったり、足を組んでのけぞったり、嫌な表情をしてしまったり・・・ということがありますよね。
でも相手に見えないからと油断していると、それが声に表れて相手に伝わってしまうことがあるのです。姿勢が悪いと、声の質やトーンも気づかぬうちに変わってしまっているということです。
その為、電話をする場合でも相手が目の前にいると思って、姿勢を良くして話すようにしましょう。そして声のトーンは少し高めにして、笑顔で話すようにしてください。笑顔で話すことで、声にも明るさが出て、表情豊かな声になります。このような笑声(えごえ)を意識してみてください。
そして、自分が電話に出ていない時にも注意しなくてはいけないことがあります。電話をしている人の側では、大きな音や声を出したり笑い声を出すのはNGです。
受話器越しにその音が相手に届いてしまう可能性があるからです。いくら丁寧な電話応対をしていても、周りの音のせいで「不真面目な会社」という印象を与えてしまう恐れがあります。気をつけましょう。
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