東京に上京して就職する時の理由や面接のポイント
2017.9.22
地方から東京に出て就職をする人は多いですが、面接では上京して転職したい理由を聞かれるでしょう。
東京で就職したい理由が「働きたい会社が東京にある」という立派な理由の人だけではないはずです。
恋人がいるからなどの理由の場合は、なんて言ったらいいのかポイントなどを調べてみました。
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この記事の概要
東京で就職したい理由とは?
- 働きたい会社が東京にある
- 自分の力を活かせる会社が東京にしかない
- 地方より景気が良さそう
- 給料が地方より良さそう
- 東京に住んでみたいから
- 地方より求人量が多い
- 世界で活躍できる仕事は東京の方が多い
- 東京は情報の発信地だから
- 恋人が東京にいるから
東京には人が沢山集まってきます。人が集まるということは、インフラが整えられていて、政治経済の街です。そのため、経済に影響があって、会社が多くなるので雇用も増えます。
地方よりも求人数が絶対的に多い事や、企業の本社なども多いので、やりたい事は東京の会社じゃないとかなえられないという人も多くいるでしょう。
単純に都会への憧れで東京に住むために東京で就職したいと考えたり、恋人がいるから東京に行きたいという理由の人もいますが、仕事を求めて東京に行くという人は今も昔も変わりがありません。
東京で就職したい本当の理由は恋人がいるからだけど・・・
就職を機に地方から東京に出て行こうと思った時、面接で「この会社を選んだ理由」を聞かれるように「どうして東京に来たいのか?」と聞かれることもあるでしょう。
もしも、地元に同じ業界の会社があったり、地元にもその会社の支社があって求人を出している場合は必ず聞かれると思います。
東京で就職したい本当の理由は遠距離恋愛している恋人を追いかけて来たいという場合も多くあります。そこまでしたいと思える人に出会えたことは素晴らしい事だと思いますが、面接官には正直に言わない方が良いでしょう。
面接では回答に説得力が必要です。「地元ではなく東京を選ぶ理由」を聞かれたらこんな回答はどうでしょうか。
- 東京には自分を成長させる可能性がある
- 今まで勇気が出なかったが、就職を機にチャレンジしたい
- 地元と東京で就職するのではこの先の自分に大きな違いが出ると思う。東京で就職出来れば地元より成長出来る
地元を離れる事は人生にとって大きなチャレンジとなるが、それは自分にとって成長のチャンスであるという事。
また、東京ならどの会社でもいいわけではなく、この会社でなければいけないという理由、そして自分が成長することで会社にとって利益になる事を回答として考えます。「可能性や成長とはどんな風に?」と突っ込まれても答えられるようにしっかり考えてください。
なお、自己アピールの時のポイントは、東京へのこだわりをアピールするのではなく、御社にこだわっているのだという風にアピールしましょう。
東京で就職する理由よりも働くうえで大切な事がある
仕事をする事の意味やお金を稼ぐ大変さを理解していますか?
就職して会社に行くだけでお金を貰えると思ったら大間違いです。社会に出て働くと、学生の時よりもお金を意識することが増えると思います。自分で働くことでお金を稼ぐ大変さを知るでしょう。
もしもこれまで親などに頼りっきりだった人は特にそのありがたみが分かるはずです。お金は湯水のようにわいてくるものではありません。自分が働いた対価としてもらえるものなのです。お金を稼ぐということがどういうことなのか、覚悟を持ちましょう。
また、仕事をする事は、自分の行いや成果に責任を持つことです。まずは自分のやるべきことや求められている成果は何なのか考えましょう。
そして、それが分かったら行動に移します。ただし、どんなに残業したり一生懸命努力して頑張って行動しても結果が伴わなければ意味がありません。自分が取り組んだことへの成果に責任が問われます。
成果の度合いは人それぞれ違うでしょう。大きなプロジェクトを任されるかもしれませんし他の人でも出来そうな小さな仕事かもしれません。
しかし、どんな小さな目標でも責任をもって着実に進む事が大切です。新人なんだから出来なくても許されると思っているとしたら大きな間違いで、そんな考え方では何も残せません。
地方ではなく東京で就職するメリットとデメリット
<メリット>
・求人の量や仕事の種類が多い
会社が多いので求人数も多いし、様々な仕事の求人があります。地方の仕事は公務員・銀行・先生・地元企業などがメインです。
例えば、IT系の仕事は地方ではITをメインにやってる会社はあっても数が限ら得ているし、自分のやりたい内容をやっているとは限りません。しかし、東京ではIT系の会社や仕事なども幅広く沢山あります。実際、自分の兄弟もIT系の仕事がしたくて上京しました。
・給料の水準が高い
東京と地方では物価に差がありますが、給料にも差があります。東京なら例えば、入社3年目くらいでも年収500万円を超えることも珍しくありません。しかし、地方企業に勤めている場合は、給与水準が低いので勤続20年とかでやっと年収500万まで行ったということもあります。
地方は家賃など物価が安いので、安い給料でも暮らしていけます。東京の場合は、物価が高く特に家賃が高いことは有名です。しかし、妥協したり探せば安い物件もありますので、お金を稼ぎたい人は地方よりも東京で就職した方が良いでしょう。
<デメリット>
・ブラック企業も多い
地方より仕事量が多いことも理由のひとつかもしれません。会社の数が多いので、ブラック企業に遭遇する確率も高まるのだと思います。
しかし、実際東京では地方では聞かないような勤務状況になっているケースも聞くことがあります。たまたまかもしれませんが、自分の地元ではマスコミに取り上げられるようなブラック企業程の勤務を強いられることはありません。
就職や転職で東京の会社を選ぶと面接で聞かれる事
・就職で上京する場合
面接で必ずと言っていいほど「どうして東京に就職したいのか」を聞かれます。面接官としては、就職したからには長く勤めてくれるかどうかやこの会社じゃないといけない理由をしっかり判断する必要があります。
地方から上京する場合は、上京理由が他にも考えられるので、しっかりと「上京してまでこの仕事がしたい理由」に納得してもらえるかどうかがポイントです。
地方で就職するよりも東京のこの会社に就職するメリットをアピール出来るかどうかがカギです。地方で就職するデメリットと、東京のこの会社で働けばそのデメリットがどう払拭されるのか、メリットになるのか、自分の言葉で説明できるように考えましょう。
例えば、東京で遊びたいからという理由や恋人がいるという理由でも、それを話す必要はありません。就職の面接では、東京で働くことへの意欲ではなく、この会社で働く意欲をアピールすることが大切です。
・転職で上京する場合
上京するかどうかに限らず転職の場合は、まずは退職理由や転職理由を聞かれます。そこにさらに、上京する納得できる理由が必要になります。一度地方で就職したのに仕事を辞めてまで上京して転職しようとするからには、就職の面接よりももっと説得力が必要です。
頭の中で考えるよりも紙に書き出していくと、考えが整理出来ていいでしょう。また、その時に本当に上京して転職することは、あなたの人生に必要な事かどうかも改めて考えてください。
地方より東京の方が仕事が多いのは事実ですが、自分の思い通りの仕事が出来るかどうかは別問題です。転職活動が長引いてしまうかもしれません。上手くいかない転職活動が続いてもモチベーションを保って当初の目的を忘れないようにすることが大切です。
東京への憧れや恋人がいるという理由だけで上京して転職すると、自分を見失って転職先を適当に決めて失敗してしまう可能性もあります。
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