介護の仕事の内容はどうなってる?詳しく解説します!
2017.11.11
現在仕事の求人が多いといえば「介護に関する仕事」なのではないでしょうか?
では、介護の仕事ってどういう内容なのでしょうか?どんな人が向いているのでしょうか?
実際に介護関係の仕事に係わってる人の経験談や介護の実際の仕事内容についてご紹介します!
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
節約貧乏OLを脱出したい!あなたに足りないのはお金ではなく知恵
別に贅沢をしているわけではないのに毎月お金が足りない…そう感じているolさんは多いと思います。 ...
スポンサーリンク
この記事の概要
勤務経験10年以上の人に介護の仕事はどうなのかを聞いてみました
20代半ばで介護老人保健施設に転職し、10年以上働いている人に介護の仕事の内容や勤務条件について聞いてみました。
介護の仕事というと体力勝負というような話をよく聞きますが、実際にはそれほどきつくないと言います(個人差はあるようですが)。
その施設では休みも月に9回あり、残業もほどんとなく、労働条件も悪くないと感じているようです。介護職待遇改善給付金のおかげて、給料も以前より若干増えたと言います。
働いている人たちの年齢も20~60代までと、幅広い年齢層となっているようです。
夜勤についても1カ月のうち3~5回ほどあるようですが、慣れてくれば問題ないと言います。
介護老人保健施設のため、仕事の内容は汚物の処理や認知症の人の問題行動の対応(徘徊や妄想など)など精神的にきついと感じることもあるようですが、経験や専門知識がついてくると慣れてくるようです。
ただ、施設によっては人間関係が悪いところもあるようです。
介護の仕事内容はどうなっているかを説明します
介護の仕事は「訪問系」と「施設系」に分けることができるでしょう。
「訪問系」とは、訪問介護サービスを提供している会社に登録し、要介護者がいる家庭に派遣される仕事です。訪問介護には、家事代行や看護士と一緒に入浴サービスを行うものもあります。
「施設系」は、特別養護老人ホームなどの施設の中で、介護に携わる仕事で、外出することはほとんどありません。
どちらの場合でも、食事の介助、身の回りの生活介助や排せつ介助などいろいろなことをしなければなりません。
どちらの仕事を選ぶかは、仕事ができる時間によるでしょう。長時間働きたいということであれば施設系の方が向いているかもしれませんが、夜勤を担当しなくてはいけない場合もあります。交代制勤務の施設が多いので、引き継ぎ等をしっかり行う必要もあります。
介護の仕事から転職したい場合はどういう職種が向いているのか
介護の仕事が肉体的にきついなどと感じて転職を考える人も多くいるようです。
しかし介護の仕事しか経験のない場合、どんな職種に転職すればよいでのしょうか?
介護の仕事はサービス業の一種ともいえます。そのため、飲食系などのサービス業が向いていると言えるかもしれません。ただし、サービス業は週末などが稼ぎ時となるため、土日や祝祭日に休みがもらえない場合が多くなるでしょう。
介護の仕事以外に仕事の経験がない場合は「未経験者OK」というような仕事を探すようにしましょう。
ただ、未経験者OKとはうたっていても応募者を増やすための目的で、実際には経験者を採用している会社もあるようです。
飛び込み営業のような仕事であれば未経験者OKとなっているものも多いようですが、成績主義となっていることも多いでしょう。
介護の仕事を辞める理由と向いている人
介護の仕事に就きたい人もいれば辞めた人もいます。
介護の仕事を辞める理由には「サービス残業の多さ」「職場での人間関係」「人手不足による激務」などがあるようです。
介護の仕事をしている人は女性ばかりではなく男性もいますが、男性の場合の退職理由は「給料が安いこと」が一番のようです。特に結婚していて子供もいる人は、介護の仕事で生活していけるのかと不安になる人が多いようです。
女性の場合は金銭的な問題というよりは、体力的・精神的なことが原因となっているようです。人手不足のために毎日忙しく、さらに女性同士の人間関係がイヤになってしまうことも多いようです。
長年介護の仕事をしている人にとっては職場環境は以前よりは改善されたように感じているようですが、現代的な問題も増えているようです。
介護の仕事は人と接することが多いので、人と関わることが好きな人が向いていると言えます。介護を必要としている人の症状はいろいろあり、それぞれ性格も違います。人それぞれで接し方を変える必要があります。そのため、柔軟性を持って接することが必要となります。
介護の仕事をするなら「介護福祉士」を目指そう!
介護の仕事をする上で「介護福祉士」の資格を持っていると、給料はどのくらい変わってくるのでしょうか?
介護福祉士になると、介護職員初任者研修有資格者の平均的な月給と比較してみると2万円以上多くもらえます。さらに、資格を持っていない人と比べると4万円以上の差があります。
勤務年数によっても違ってくると考えられますが、資格を持っていない職員と比較した場合の差額はかなりあります。
介護職として長く働きたいのであれば、介護福祉士の資格を目指しましょう。介護福祉士は介護の資格の中でもたった一つの国家資格となっています。介護の実務経験を活かして介護福祉士を目指すこともできますが、その場合は介護施設等での3年以上の実務経験と実務者研修を受講しなければならないこととなっています。
さらに、介護福祉士の資格を持っていると、資格手当をもらうこともできます。その金額は平均で約11,000円弱となっています。
同じ国家資格を持っていることで支給される手当では、社会福祉士や精神保健福祉士の方が高いと言われているようです。
- ビジネスと経済