休日にかかる仕事の電話はどう対処する?携帯電話利用のコツ
2017.11.21
職業によっては、休日でも仕事関係者や顧客からの連絡が携帯電話に入ることがあると思います。
休日なんだから、無視してもいい?それとも、仕事の責任のためきちんと対応すべき?
悩むくらいなら最初から仕事用の携帯は別にしたり、留守番電話サービスを使って割り切ってしまうのも一つの方法ですよ。
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この記事の概要
休日に仕事ことで携帯が鳴る。出ないという選択肢もアリ
最近の携帯電話やスマホでは、相手ごとに着信音を設定したりできます。固定電話でも番号表示サービスなどを利用していれば、同じような機能があります。
会社の番号や、仕事関係の番号は一つのグループなどに分類し、「仕事関係の電話はこの着信音」というものを設定しておくといいでしょう。
職種や会社の状態によって一概には言えないものの、休日を過ごしている間は「仕事の電話は受けない」と徹底するのは一つの手段です。
自分なりにスキルの習得や経験を積むために、休日でも対応しようという場合はそれでもいいかもしれませんが、対価を得られない休日残業のようなものは拒否する権利もあります。
休日に仕事の電話で呼び出されるなどが繰り返され、休養が充分に取れずに体を壊したら、会社が最後まであなたの面倒を見てくれるわけではありません。
責任感も大切ですが、休日は休日と割り切って「仕事の電話は受けないことにしている」というスタンスも働き方として間違いではありません。
仕事用の携帯電話、休日には置いて帰るのがベスト
営業職などの場合は、個人の携帯電話とは別に会社からの支給品の場合も少なくないでしょう。
その場合は、仕事用の電話は会社に置いて帰るのがいいのではないでしょうか。
会社によっては、帰宅時は会社に置いておくよう指示されるケースもあります。
会社名義の電話といえども、休日や時間外の会社から見えない場面での残業が発生する可能性があります。
そのタイミングで仕事を受けるなどした場合にも、労働時間外とみなされ残業手当などの給料が発生しないことが多いのです。
会社としても、公私混同を避ける意味合いから、休日には仕事用の携帯電話を持たせない、または電源を切るか留守番電話に切り替えておくなどの対応をすべきでしょう。
それでも、休日の顧客対応が会社にとって利益になったり、個人の成績に関与することも充分考えられます。
その場合は、営業手当としての加算が考えられます。
休日に携帯で仕事の対応をした、その賃金はどうなるの?
就業時間を過ぎていたり、休日に仕事の電話をする場合、かける方は「数分で終わる話だから」と軽く考えてしまいがちですが、電話を受ける側はある程度の負担を感じているはずです。
「ほんの数分」が回数を重ねて積もり積もれば、意外とまとまった時間になるものです。
厳密に考えれば、この電話の間にも1分毎にカウントして、時間外や深夜労働・休日労働として給与に反映させる必要があるはずです。
休日の電話があまり多いといった場合には、具体的な数字を残したうえで上司に相談してみるという方法もあります。
月締め集計時に30分未満切り捨ても認められているため、全てが反映されるわけではありませんが、伝えてみる価値はあるでしょう。
職種によっては、対応の有無に関わらず初めから休日待機などの出当てが支払われているケースもあります。
休日に仕事用携帯の電源が入っている時間が労働時間になる?
休日に会社名義の携帯電話の電源が入っていたら、これは労働時間に含まれるのでしょうか。
また、休日に顧客からの電話があって対応した時間の扱いは?
「会社名義の携帯電話は休日でも電源は入れておく」という業務上の指示がされている前提で考えてみましょう。
この時間が全て「労働時間」として認められてしまうと、法規定にある「40時間/週」「8時間/日」を大幅に超えてしまます。
そうなると、会社が社員に支払う賃金も膨れ上がってしまいます。
実際には、労働時間は「会社の指揮監督下にある時間」であって、作業時間の全てに賃金が発生するわけではありません。
一例を上げれば、工場のライン作業に就いていて、ラインが稼働するまでの待ち時間が発生したり、トラブルで何もできない時間があったとしても、それは「労働時間」です。
休日の携帯は、使い分けか留守番電話の活用で割り切る
せっかくの休日に仕事の話でかかってくる電話が嬉しい人はいないでしょう。
しかも、それが頻繁にあると大きなストレスになってしまいます。
だからといって、社用携帯の着信すべてを無視するのも難しいというのが実際のところ。
では、こんなストレスを避けるにはどうしたいいのでしょうか。
シンプルなのは携帯電話を仕事用のものとプライベート用にきっちり分けで2台持ちすること。
1台の携帯を仕事にもプライベートにも使用している場合、上司や会社関係者からの着信を無視してしまうのは気まずいかもしれません。
でも、仕事用とプライベート用の携帯が別であれば、仕事用携帯の電源を切って置いたリ、「休日は仕事用の携帯は見ないので」と割り切ることができるでしょう。
単純に着信を無視することに抵抗があるのであれば、留守番電話サービスを利用します。
緊急性のある用事の場合は、まず留守番電話にメッセージを残すはずです。もし、メッセージが無ければ、プライベートの時間を満喫して過ごしましょう。
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