空腹時の吐き気や微熱の症状がある食べづわりについて検証
2017.9.10

妊婦さんの悩みのタネの「つわり」・・・微熱や頭痛や吐き気など、人によって様々な症状があらわれます。
中には空腹になると吐き気がする「食べづわり」という症状もあります。辛い「食べづわり」はいつ頃から始まって、いつ頃まで続くのでしょう?
こんな方法で乗り切ってみましょう。
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この記事の概要
微熱があったり、空腹だと吐き気がする。それは食べづわりかも
妊娠すると始まる「つわり」には個人差や様々なタイプがあります。つわりというと、食べたら気持ちが悪くなった吐くというイメージがありますが、「食べづわり」という「つわり」もあります。
食べづわりとは、食べ物が口に入っていない時、空腹を感じる時に気持ちが悪くなってしまう症状が特徴です。個人差がありますが食べても治らなかったり、食べづわりと吐きつわりを同時に発症したりする妊婦さんもいます。
お気付きかもしれませんが、この食べづわりで困るのは何といっても体重が増えること。妊娠中は皮下脂肪をためやすくなっている上に、しょっちゅう食べているのですから大変です。また妊娠中は体重管理も厳しく、妊娠期高血圧の可能性も高まるので注意が必要です。
食べつわりの時に食べる量は?
これも個人差があります。3食がっちり食べる人もいれば、ちょこちょこと何回も食べている人もいます。ラーメンを食べたあとに、またラーメンが食べたくなるという人もいます。
微熱や空腹で吐き気などのつわりの症状が起こるワケ・・・
妊娠するとなぜつわりがあるか知っていますか?
吐き気がする原因は、妊娠した女性の体が酸性よりになると流産のリスクが高くなってしまうため、アルカリ性に保とうという体の仕組みからきているそうです。
酸っぱいものが食べたくなるのはそのせいかもしれません。炊き立てのお米の臭いで吐き気がする、という妊婦さんは多いですね。肉や米や小麦などは、体を酸性化にする働きがあるので臭いをかぐだけで吐き気を感じてしまうようです。
妊娠してお腹に胎児が出来ると、胎児を守ろう・育ちやすい環境を作ろうとお母さんの体は頑張っているわけです。それまであまり好きではなかった酸っぱい食べ物が、妊娠すると食べたくなりのは自然の摂理ということですね。
微熱や空腹時の吐き気がある時にオススメの食べ物は
■寒天
最近はテレビなどでも寒天は体にいいと紹介されていますね。妊娠中はサッパリしたくて、ついアイスやプリンなど食べたくなってしまいますね。しかしカロリーがちょっと高め・・・。
そこで寒天を使ってみてはいかがでしょうか。寒天はカロリーも低く、食物繊維が豊富で、お腹の中で膨らむことで満腹感がえられます。便秘にもききますよ!
■ガム
空腹時にガムを噛むのは定番ともいえますね。ダイエットをしている人にもオススメです。色んな種類のガムがありますが、シュガーレスのものを選ぶと良いでしょう。常に何かを食べ続けているのは、胃にも大きな負担がかかります。ガムで代用してみましょう。
■豆乳
炭酸飲料もそれなりの満腹感はえられますが、砂糖が入っていたり飽きたりしますね。そんな時は豆乳を飲んでみましょう。
豆乳はカロリーが低く、栄養も豊富で腹持ちもいいです。ハチミツを入れて味に変化をつけるのもオススメです。また、便秘で困っている妊婦さんは大勢います。豆乳は強い味方になってくれますよ!
つらいつわりは、いつから始まってどのくらい続くの?
空腹の時におこる吐き気、食べづわりについてもう少し詳しくみてみましょう。
■始まる次期は?
早い人で妊娠初期の4週ころから、すでにあるといいます。妊娠すると女性の体は過敏になり様々な変化が起こります。その日によって、食べたいものや食べられるものも変わってきまので、体調の変化に向き合うのが難しいと感じることもあります。
■いつまであるの?
食べづわりのピークは大体妊娠3ヶ月ころで、5ヶ月目に入るころには症状が落ち着く人が多いと言われています。ですが個人差が大きく、症状や期間は人によって大きな違いがあります。
つわりは本当につらいものですが、お腹の赤ちゃんが順調に育っている証拠だと、ポジティブにとらえて上手に付き合っていきましょう。つわりは永遠には続かないのです。
食べづわりはこうやって乗り切ろう!
24時間常に感じる「食べづわり」はこんなふうに乗り切っていきましょう!
■寝る時に枕元に食べ物を準備しておく
朝は空腹になりやすく、食べづわりの症状が強く出る時間帯でもあります。吐き気で目が覚めた時にすぐに食べられるように、バナナやビスケットなど軽く食べられるものを置いておきましょう。炭酸水も食べづわりの症状が和らぎます。
■就寝前に軽い食事をとる
睡眠中は空腹になる時間も長いので、寝る前に軽い食事をとっておくのもオススメです。あまり胃に負担を掛けたくないので、フルーツやホットミルクなどがいいでしょう。
■食事の回数を増やす
食事の回数を増やすし、空腹の時間をなるべくつくらないといいですよ。この時の一回の食事の量は減らしてください。
おにぎりやパンを半分にするとか、一日のトータルの食事の量は増やさずに、食べつわりを乗り切りましょう。自分の体調にあったやり方を見つけてくださいね。
- 健康と医学