食後に水っぽい下痢をしてしまう時に考えられる原因や予防方法
2017.8.29
食後になるとお腹がぐるぐる・・・水っぽい下痢が出てお腹を下してしまう症状が頻繁に起きてしまうと、何か悪い病気ではないかと不安になりますよね!
では、どうしてこのような症状が起こってしまうのでしょうか?
下痢になってしまう原因や、お腹を下してしまった時の対処法、予防方法をお伝えします!
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この記事の概要
食後になると水っぽい下痢が・・・その原因は何?
便に含まれる理想的な水分量は70~80パーセントです。
「下痢」言われる軟便になると、80~90パーセントの水分量になります。さらに「水下痢」という状態になると、下痢の中でも一番水分の量が多くなり、含まれる水分量が90パーセントを超えて原形をとどめないようになってしまいます。
■水下痢になってしまう原因は?
腸内の運動が過剰になってしまうと、消化しなくてはならないものが短い時間で通過してしまい、腸の中で水分を吸収できなくなってしまいます。
その水分と便が混ざって、便に水分が多くなり下痢をしてしまうのです。
水下痢を引き起こす原因物質で考えられるものはウイルス・細菌・食中毒などによる急性胃腸炎です。体の中にこういったものが侵入してしまうと、悪いものを早く排出するために水下痢が起きてしまいます。
こういったことが原因で水下痢を起こしている時は、腹痛や嘔吐などの症状を伴っていることも多いです。ノロウイルスやロタウイルスが代表的なウイルスです。
また、ストレスを多く感じている人や溜め込んでいる人は、過敏性腸症候群が原因で水下痢を起こしていることも考えられます。もともとお腹が弱い人や緊張、不安を感じている時は、腸の動きが活発になってしまい水下痢を起こしてしまうことがあります。
食後に水っぽい下痢が!予防方法はある?
食事の後にお腹を下してしまうことを予防する方法をご紹介します。
■食事の摂り方を変えてみる
- 朝食、昼食、夕食はいつも決まった時間に食べる
- 早食いをせずによく噛んでゆっくり食べる
- 香辛料や濃い味の物、食物繊維が多いものは食べない
- 脂肪分の多いお肉やバターなどは避ける
- カフェインが入っているものやアルコールは摂取しないようにする
食事を摂るときはこういったことに気を付けて食べるようにしましょう。
■代謝を上げるようにする
体が冷えていると、お腹を下しやすくなります。お腹が冷えるとお腹が痛くなるという経験をしたことはありませんか?代謝を上げれば体の体温も上がり、下痢の予防にもなります。
代謝を上げるには、ウォーキングやヨガなどの運動を取り入れ、ストレッチをして体を柔らかくするようにしましょう。漢方薬にも体を温める作用があります。
■不規則な生活をしない
睡眠不足になっていたり疲れやストレスが溜まっていると、生活習慣が乱れて下痢を引き起こす原因になることがあります。睡眠時間が足りていない時は、意識して眠るように心がけ、体を労わってあげましょう。
食後の水っぽい下痢、これが原因になっている可能性も・・・
下痢をし始める前に風邪の症状はありませんでしたか?
体力が低下していると、腸が上手く機能せずにいつもと同じ内容の食事をしていても下痢をしてしまうことがあります。
こういった時は、コーヒーやアルコールなどの体に刺激を与えるようなものは摂らないようにしましょう。どうしても摂りたいのなら、量を減らすようにしましょう。
胃腸の働きが弱っている時にこういたものを摂ってしまうと下痢を引き起こす原因になります。
また、食事の量や質についても見直してみましょう。
年齢が上がっていくと、それまでは普通に摂取出来ていたカロリーを消費出来なくなり、脂っこいものを食べるとお腹を下してしまうことがあります。
体を冷やしてしまう冷たいものを摂りすぎていないか、スナック菓子や加工食品を食べすぎていないかもチェックしてみましょう。
食事を作るときは、消化の良いオリーブオイルやごま油を使い、サラダ油や酸化した油は使わないようにしてください。
特に酸化した油は胃腸に負担をかけてしまうので下痢を引き起こしてしまう可能性も高くなります。
ビタミンDが不足すると食後の水下痢を引き起こすって本当?
どんな病気を治すのにも原因を知って対策をすることが大切になってきます。
食後に下痢をしてしまう原因は様々。ウイルスや細菌が原因の時もありますし、ストレスが原因の時もあります。
食べてはいけない食品があれば、それを摂らないようにし、更にビタミンDを摂ることで下痢を予防する効果が期待できます。
ビタミンDは体にとって様々な良い影響を与えてくれます。
その中には「粘膜を保護する」という作用もあり、胃腸の修復を助けてくれる働きをします。
少し難しい話になりますが、非活性型ビタミンDの血中濃度が、40ng/ml以上あると、潰瘍が治りやすくなります。(非活性型のビタミンD血中濃度の測定は、健康保険が適用されません)それには、毎日2000~4000IUのビタミンDを補給すればよいとされています。
食後に水っぽい下痢をしてしまうことを防ぐには
腸に負担をかける食品を摂りすぎてしまうと、食後の下痢を起こしやすくなります。
そのため、お肉を頻繁に食べることを避け、野菜や魚をバランスよく取り入れるようにしましょう。
昔から食べられてきた「和食」は、最もお腹に負担をかけない食事です。ファーストフードやジャンクフードは避け、和食中心の食生活を心がけましょう。
また、コーヒーやアルコール類も刺激が強いため下痢を引き起こす原因になります。これらの食品の摂りすぎには注意し、体を冷やすものも摂りすぎないようにしてください。
「好きなものを全部我慢するのはつらい!」という人もいますよね。確かに、下痢を引き起こす原因には「ストレス」も考えられます。
実際に過敏性腸症候群はストレスが大きな原因と考えられています。
我慢しすぎてストレスがたまると、過敏性腸症候群の症状を悪化させてしまう恐れもあるので、適度な制限を心がけてストレスを溜め込まないようにしましょう。
【積極的に摂りたい食品】
- ヨーグルトや納豆など、乳酸菌が含まれている食品
- 魚や野菜を中心とした和食
【控えたい食品】
- お肉
- コーヒーやアルコールなど刺激が強いもの
- お腹を冷やしてしまう食べ物
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