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仕事の電話で「もしもし」がマナー違反である理由とは

2017.8.20

普段電話を掛ける際や出る際、冒頭で「もしもし」というのはとても一般的ですよね。

しかしこの言葉、仕事の場においてはマナー違反とされているのです。なぜNGなのでしょうか?変わりに何を使えばいい?そもそも「もしもし」の語源は?

そんな疑問を解決します!

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仕事の電話で「もしもし」はNG!?その理由とは・・・

日本では電話に出る時やかける時、第一声で「もしもし」と言いますよね。誰しもが使っている言葉ですし、なんら不思議な事はありません。

しかし、ビジネスにおいてはこの「もしもし」が、失礼だと思われることもあるのです。無意識のうちに、先方に不快な思いをさせてしまう可能性がありますので注意が必要です。では何故失礼なのか?それは、「もしもし」というのは「申す申す」という言葉の略語のひとつだからです。

「申す」という言葉自体は、目下から目上の人へ向けて言う丁寧語です。しかしビジネスの場においては、略語自体が失礼にあたると言われているのです。そのため、電話に出る際もかける際も、いかなる場合においてもビジネスで「もしもし」を使うのはマナー違反とされています。

そして略語であるとういこと以外にも、「もしもし」という言葉はもともと若者言葉であったからというのも理由の一つと言われています。このような理由により、仕事の電話で「もしもし」を使うのはNGとされています。

「もしもし」が使えないなら、仕事の電話では何を使うべき?

●「はい」
電話に出る際は、この言葉が一番短くて使いやすいと思います。「はい、株式会社〇〇でございます」などハッキリと話せば良いでしょう。

●「お電話ありがとうございます」
電話に出る際は、この言葉もよく使われます。「お電話ありがとうございます。株式会社○○、××(名前)でございます。」こんな風に電話に出れば、丁寧で好印象を持ってもらえるはずです。

●「いつもお世話になっております」
電話をかける際にも出る際にも使える一言です。お得意様や、お付き合いのある相手に使うと良いでしょう。「いつもお世話になっております。株式会社〇〇、××(名前)でございます。」

●「お電話変わりました」
電話を取り次いでもらった際に使える一言です。「お電話変わりました、担当の××でございます。」

●「恐れ入ります」
電話してる際に声が聞こえない場合などは、つい「もしもし?」と言ってしまいますよね。そんな時に使えるのがこの一言です。「恐れ入ります。お声が遠いようですので、もう一度おっしゃっていただいてもよろしいでしょうか。」このような言い回しをすると、大分柔らかく聞こえるようになりますよ。

「もしもし」意外にも注意したい!仕事の電話でつい使ってしまう言葉

●「~の方(ほう)」は不要!
柔らかい言い回しになるような感じがして、つい「~の方」と使ってしまうことはありませんか?敬語だと思って使っていたり、もはや無意識で言ってしまっているとうい方も多いのでは。「お会計の方は〇〇円になります」「お席の方はこちらです」など、よくお店などでも耳にしますよね。

しかしこの「~の方」というのは、この場合は全くもって不要な言葉です。「~の方」というのは、複数の選択肢がある場合や、方角を示す場合のみに使うよう心がけましょう。

●「なるほどですね」はNG
一見正しい言葉のようにも見えますが、目上の人に対して使うにはふさわしくない言葉です。「なるほど、そうですね」が短縮されて出来上がった言葉なので、もしもしがNGなのと同じように失礼にあたると言われています。

しかし、「なるほど」というのも良くないので、このような場合には「おっしゃる通りです」というのがベストでしょう。

●「出来ません」ではなく「いたしかねます」
出来ないということを伝える時、そのまま「出来ません」と言うとなんだか冷たい感じがしませんか?社会人であれば、「いたしかねます」という言葉も使えるようになっておくべきです。

電話応対で会社全体のイメージが左右される!仕事の電話の重要性とは

昔から、電話応対次第で会社のイメージが左右されると言われています。その為、電話応対というのはとても重要なものなのです。

会社にかかってくる電話と言うのは本当に様々です。大切な商談相手や、関連会社の人、お客様からのクレーム、単なる営業などなど・・・。電話は突然かかってくることに加え顔が見えないので、話してみるまでどんな相手なのかはわかりません。

電話の場合、顔の表情や仕草などが見えない分、相手の「声」でしか情報を得ることが出来ないのです。その為、電話の場合は話し方や言葉遣いに十分気を付ける必要があるということです。

現在は携帯電話が普及したことにより、会社に入って初めて固定電話を触ったという新入社員もいるんだとか。電話応対というのは今や、意識しなくては出来ないマナーとなってきているのかもしれません。

「もしもし」という言葉の語源や歴史について

「もしもし」という言葉は先ほどもお伝えしたとおり、「言う」の謙譲語である「申す」という言葉から来ています。目上の人に呼び掛ける際には、気遣う意味で2回重ねて「申す申す」と使うようになり、それが縮まって「もしもし」となったのです。

この言葉は、江戸時代から使われていたと言われています。しかし1890年に電話が開通した際には「偉い人・お金持ちの人」しか電話を持っておらず、その頃には「おいおい」という言葉が使われるようになりました。

その後、電話交換手が丁寧な「もしもし」を使うようになったため、電話をする際には「もしもし」というのが一般的になっていったのです。(昔は一旦電話局の交換手を介して相手に繋げてもらうという方法でした)

ちなみに海外では通常、電話の冒頭には「Hello(おーい、やぁ、よぉ、こんにちは)」と言います。そういった意味では、「もしもし」は日本の礼儀正しさや丁寧さを現わしているともいえるでしょう。

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