部活の後輩を注意する際、先輩の想いを伝えるには・・・
2017.9.2
可愛い部活の後輩でも、時には注意したくなることもありますよね。
ただ、頭ごなしに注意するのはNGです!先輩の想いを伝えるには、どのような注意の仕方が効果的なのでしょうか?
後輩に嫌われないためにも・・・注意する際のポイントをご紹介します。
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この記事の概要
つい注意したくなるのは、こんな部活の後輩!
●他人をなめている後輩
ろくに挨拶も出来ず、注意も聞かず、そのうちコミュニケーションも取らなくなるような後輩は、可愛がる気にもなれませんよね。そこには現代のネット社会も、少なからず関係していると考えられています。
ネット上では相手の顔を見ることなく無責任な発言をすることができ、それを注意してくるような人もいません。その為、自分だけが良ければいいという、他人をなめた自分勝手な言動をしてしまうことがあるのです。
●自分に自信のある後輩
生意気な後輩というのは、自分に自信がある傾向にあります。いつも自分が一番で、自分は何でも出来ると思っているのです。その為、先輩が良かれと思って注意したことに対しても素直に聞き入れないのです。むしろ反論したり、最悪の場合は無視する事もあるのです。
●タメ口で話す後悔
稀に、初対面でいきなりタメ口を話す後輩がいます。本人的にはフレンドリーな気持ちなのでしょうが、そのような後輩には早めに注意をする必要があります。場合によっては、下に見られているという可能性も・・・。いずれにせよ早めに対処するべきです。
部活の後輩に注意する際に、先輩が気を付けるべきこと
●叱る時はその場ですぐに
後輩が何か叱られるようなことをした時、何回も同じことを蒸し返して怒る人がいます。しかしそれでは後輩がノイローゼになってしまいますよ。
そして、溜めてからまとめて怒るというのも良くありません。「あれも出来てないし」「あれもダメだったよ」などと言うと、やっていることすべてが否定された気持ちになってしまうのです。
その為、叱る時はその場ですぐに言うことがポイントになります。そして叱るばかりではなく、褒める時はしっかりと褒めてあげてください。
●叱る時は理由を伝えること
後輩から「何故ダメなんですか?」などと聞かれた時に、「自分で考えな」「聞かなきゃわからない?」と返事をするのはNGです。説得力を持たせるためにも、きちんとした理由を相手に伝えるべきなのです。
「なんのためにやることなのか」「どのように良くなるのか」がわかると、後輩自身も納得出来るのではないのでしょうか。
部活の後輩には、注意するよりも見本を見せるのが効果的!?
タメ口で話してくる後輩って、たまにいますよね。注意するのも良いですが、まずはあなたがお手本となってみるのも良いかもしれません。あなたが先輩に対して敬語で話しているところを、後輩たちに見せてあげるのです。
そもそも後輩たちは、先輩に敬語を使う必要があるということ自体知らない可能性があります。そのため、あなた自身がお手本になって教えてあげる必要があるのです。
あなた一人でということではなく、ここはみんなで協力をして「先輩に敬語を使う空気」を作り上げましょう。その空気が当たり前になれば、タメ口で話している後輩に周りも違和感を持つようになり、本人も気づくことが出来ます。そうすることで、後輩も自然と敬語を使うようになるのです。
そしてもう一つ大切なことは、後輩たちよりも努力していること。上辺だけではなく、きちんと努力している姿を見ると、後輩は先輩に対して憧れを抱きます。そうすると敬いの気持ちから、自然と敬語を使うようになるのです。
部活の後輩は、こんな先輩が好きなんです!
●自分をさらけ出してくれる先輩
先輩ぶらず、ありのままの自分でいてくれる先輩というのは好かれます。変に好かれよう、面白くしようなんて思うよりも、カッコ悪いところも失敗も見せられるような先輩である方が好まれるのです。それだけで後輩との距離は急激に近づくことでしょう。
●年上だからといって驕らない先輩
ただ早く生まれただけのことで、年上だからといって偉いわけではありません。年下でも、あなたより出来る子もきっといるはずです。「先輩だから」という態度ではなく、あくまでも同じ目線で接するようにしましょう。
●秀でたものがある先輩
何か一つで構わないんです。秀でたものがある先輩は、一目おかれます。みんなが苦手なことが出来たり、毎日自主トレをしていたり、部活に限らず勉強が出来たりなど・・・。そういったものがあると「あの先輩スゴイ!」と、後輩の見る目は変わりますよ。
部活の後輩に注意するのが苦手・・・でもそれは大切なことなんです
先輩から後輩に注意するのなんて、当たり前のことのように思えますよね。しかし最近では、後輩に注意するのは苦手と感じている先輩も多いようです。
「これを言ったらどう思われるんだろう・・・」などと、相手の気持ちを考え過ぎたり、自分の見え方を気にしてしまったりするのです。確かに相手の存在を大切にしながら関係を築くことは大事です。
ただそれによって、しなくてはいけない注意も出来なくなるというのは、部活全体として良い方向には行かなくなってしまいます。
生活面の注意などは、先輩ではなく顧問が行う方が良いでしょう。先輩は積極的に後輩に声をかけたり、悩んでいる後輩を呼び出して話を聞いたり、練習に付き合ったりするなどしてあげてください。
悪いことを注意することは大切なことです。ただ、「注意」すること自体が大切なのではなく、それによって仲間が向上していくことが一番重要なのです。
そのため、先輩や後輩、先生ということにとらわれず、みんなが注意しあっていける環境を作れると良いですね。
- 生活と文化