洗車の時に食器用洗剤を代用する場合の注意点について
2017.11.17
自分で洗車をする場合、カーシャンプーではなく食器用洗剤を代用する人もいるといいます。
確かにカーシャンプーよりは安く購入することができますが、車に影響はないのでしょうか?
食器用洗剤を代用して洗車する場合の使い方と車に与える影響について考えてみましょう。
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この記事の概要
洗車の時に食器用洗剤を代用すると錆びるってホント?
洗車する時には基本的にカーシャンプーを使いますが、値段が高いからと食器用洗剤を使う人もいるようですが、車にとって影響はないのでしょうか?
食器用洗剤は口に入る食器などを洗うもの。素手で扱うことができるものなので、車の塗装面に致命的な影響が出ることはないでしょう。
実際に、洗車の時に食器用洗剤を使い続けている人も多くいますが、大きな影響はないようです。
一説では、食器用洗剤で洗車するとサビが出やすいと言われているようですが、絶対出るとは言えません。
食器用洗剤にも種類があるので、正確に比較するとサビが出やすいものもあるかもしれません。しかし、洗うのは塗装面なので、それほど影響はないと考えられています。
カーシャンプーにもいろいろな種類があるので、希釈濃度などによっては錆びる可能性はあります。適した濃度で正しく使えば、錆びるということはないでしょう。
サビに関していえば、冬期間の道路に撒かれている凍結防止剤の方が、錆びると言えるかもしれません。
食器用洗剤を代用して洗車する場合の注意点
洗車の時に食器用洗剤を使っている人に聞いてみると、ボディーの油膜を落としやすく、汚れを落とす効果も高いといいます。
しかし、食器用洗剤を代用して洗車するときに注意した方がよい点があるそうです。それは、洗剤をしっかりと水で流すことだそうです。
基本的に車にとって食器用洗剤は濃度が高く、ボディーを洗う時に泡切れが悪いようです。そのため、ボディーを洗い流したつもりでも塗装面にまだ洗剤が残っていることもあります。それによってサビやすくなってしまう可能性もあるのです。
そのため、食器用洗剤を代用して洗車する時には、水で十分に薄めて使うこと、洗ったあとはしっかりと水で洗い流すことが大切です。
水で洗い流した後は、ボディーを触って確認しましょう。その時にヌルヌルしてる場合は、まだ洗剤が残っていることになります。もう一度洗い流すようにしましょう。
ボディーにコーティングをしている場合は、食器用洗剤を使うことによりボディーの艶がなくなってしまうこともあります。コーティングした直後は使わない方がよいでしょう。
洗車の時に食器用洗剤を代用すると、車には悪影響?
洗車の時に食器用洗剤を代用しても大きな問題はないようですが、基本的にはカーシャンプーを使った方が車が長持ちすると言えるでしょう。
車は道路を走ることで、いろいろな汚れがつきます。カーシャンプーにはその汚れをとるための界面活性剤が使われていますが、その値段が高いため食器用洗剤よりも高価になっているようです。
食器用洗剤にも界面活性剤が使われていますが、その目的は油分を落とすこと。そのため、洗車の時に食器用洗剤を使うと、樹脂パーツに影響が出てしまいます。
樹脂パーツは石油精製品のため、油分を全部流してしまうと、紫外線の影響が受けやすくなり白っぽくなってしまうのです。
さらに、そのまま食器用洗剤を使い続けると、塗装面にも影響が出てくる可能性もあります。
食器用洗剤には植物成分が含まれているものもありますが、これは植物性の酸なので、アルミやエンブレムなどが溶けてしまうこともあります。
車にとって一番良いのは、カーシャンプーで洗ってあげることです。泡でやさしく洗ってあげるようにしましょう。
食器用洗剤はゴムを劣化させるかもしれません
食器用洗剤は車の汚れや油分を落としてくれるという面では一番と言えるかもしれませんが、車のことを考えるのであれば、良いとは言えません。
車にはゴムやコーティングされている部品がたくさん使用されていますが、食器用洗剤を代用して洗車すると、部品のコーティングをはがしてしまったり、ゴムを劣化させてしまう可能性があります。そして、気づかないうちに水漏れしてしまっている場合もあるのです。
反対にカーシャンプーは、ゴムなどを劣化させないために泡立ちが良く、若干ヌルヌルした感じしていると言われています。食器用洗剤よりも泡切れが悪いのも、そのためです。
カーシャンプーに含まれている研磨剤が気になるという人もいるかもしれませんが、イオンを配合しているものもあるので、そういうカーシャンプーを選ぶようにすれば問題ないでしょう。
食器用洗剤で洗車する時には「中性洗剤」を使用しよう
食器用洗剤のほとんどは中性洗剤なので、車の外装を洗車する分には問題ありません。
しかし、中には酸性に近いものもあります。食器用洗剤で洗車するのであれば「中性洗剤」を使うようにしましょう。
食器用洗剤には粘性があり、カーシャンプーよりも濃度が高いという特徴があります。そのため、洗い残しが ないようにすることが大切です。
食器用洗剤を使って洗車する時には濃度を薄めた方が良いのですが、その時はバケツを使って希釈するとよいでしょう。その方が洗剤が残った場合でも台所で使うことができます。そして、濃度の違いもありますがしっかりとかき回して泡立てて使う方が良いでしょう。
万が一洗い残しがあったとしても、塗装面に大きな影響はありませんが、ワックスがきれいに塗れないということもあります。注意しましょう。
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