結婚などで名前が変わった!変更手続きで見落としがちなこと
2017.8.22
結婚などで名前が変わると、さまざまな変更手続きが必要で大変です。
職場に変更届出したり、銀行口座の氏名変更に出かけたり…。とても面倒ですが、他の手続きも何か忘れていませんか?
新姓の変更手続きをしないで旧姓のままだと、さまざまなデメリットがあるのです!見落としがちな変更手続きをまとめました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
猫を病院に連れて行く!○○で嫌がる猫も飼い主もストレスが軽減
猫を病院に連れて行くときに苦労している飼い主さんは多いのではないでしょうか。 病気やケガをした...
スポンサーリンク
この記事の概要
結婚などで名前が変わった時は、まずは銀行で氏名変更をしよう
仕事をしている場合、職場に変更届を出す時に給与振込用の銀行口座の変更も必要になります。旧氏名のままの銀行口座は使えないというケースもありますので、銀行口座の氏名変更をしておくと手続きがスムーズになります。
旧氏名のままの口座でも構わないという職場もあるかもしれませんが、旧氏名のままだと通帳やキャッシュカードを紛失した時に再発行の手続きがすぐに行えない場合があるので注意が必要です。
また、クレジットカードの引き落とし口座が名前不一致でエラーになってしまったり、さまざまな事情で銀行振込みをしてもらう場合、名義変更してないために入金がされないというケースもあります。
銀行は生活ととても密接に関係があるため、氏名変更は早めに行うことをおすすめいたします。氏名変更に必要な書類は銀行によって異なりますので、事前に確認しておくといいでしょう。
結婚したら携帯電話会社の名前変更も行おう!
結婚などで氏名が変わった場合は、契約している携帯電話会社に名義変更を申請しなければなりません。名義変更は事務手数料がかかりませんので、早めに行うことをおすすめします。名義変更に必要なものは携帯電話会社によって異なりますが、次の物が必要になるので準備をしておきましょう。
‣ 新氏名が記載されている、運転免許証・健康保険証・マイナンバーカード(顔写真付き)などの本人確認書類
‣ 新氏名に変更された本人確認書類がない場合は、旧氏名の本人確認書類+戸籍謄本又は戸籍抄本(原本)、住民票(マイナンバーの記載がないもの・原本)
‣ 引落口座の預金通帳又はクレジットカード
‣ 新印
名義変更の手続きは、郵送で行える携帯電話会社もあります。申込用紙を取り寄せて記入して返送することで、手続きを完了させることができるのです。携帯ショップまでに足を運ばずに済みますね。
結婚などで名前が変わったら、早めに運転免許証の記載事項変更を
運転免許証は本人確認書類となるため、さまざまな機関で提示を求められます。そのため、早めに記載事項変更をしておくことでその他の手続きをスムーズに行うことができるのです。
運転免許証の記載事項変更は、新しい住所を管轄する警察署で行うことができます。また、運転免許試験場や運転免許センターでも行うことができますので、自宅や職場などが近い場合はそちらを利用することもできます。
氏名変更と免許証の更新の時期が重なった場合は、記載事項変更と同時に更新手続きをすることが可能です。記載事項変更をする時は、有効期限を確認して更新時期でないか確認するといいでしょう。
記載事項変更をするには、本籍の記載がある住民票が1通必要になります。市役所などで婚姻届けの提出と住民登録の変更を行うと同時に新しい住民票を取得し、そのまま警察署などで手続きを行うと1日で済みます。
しかし、自治体や旧本籍地によっては、新本籍地を反映するのに時間がかかる場合があります。その場合は新本籍地が反映された住民票を発行してもらえる時期を確認して、後日運転免許証の手続きを行いましょう。
結婚を機に引越しする場合はライフラインの変更手続きを!
結婚と同時に、新居へ引越しをされる方もいらっしゃいますね。その場合は、引越しの1週間前までに、各会社に連絡をして解約や契約の手続きを行いましょう。
- 水道
旧居の使用停止を水道局に連絡をして、閉栓や精算の手続きをします。新居が同じ水道局の場合は、開栓の手続きも同時に行うといいでしょう。 - 電気
電力会社へ電話をして、旧居から新居への変更手続きを行います。インターネットからも行うことが可能です。旧居のブレーカーを「切」にして退去し、新居ではブレーカーを「入」にします。 - ガス
旧居で契約しているガス会社へ閉栓の連絡をし、閉栓の立合いと精算の日時を決めます。新居で契約するガス会社が異なる場合は、そちらにも電話をして開栓の立会いの日時を決めましょう。春などの混み合う季節は、希望の日時通りにいかない場合もありますので、入退去の日にちが決まり次第連絡するといいでしょう。 - 電話、プロバイダー
固定電話やプロバイダーを契約している場合は、引越しの手続きが必要です。回線の使用停止や新居の開通工事について、電話で申し合わせる必要があります。
この他に、新聞やNHKにも連絡をして停止や精算、転居などの手続きが必要です。新居ではなく、妻の住まいをそのまま利用するというケースもあるかと思います。その場合は、管理会社に連絡をして居住者が増える事を伝えます。氏名変更のために改めて契約書を交わす必要がある場合もありますので、その時に確認しましょう。
また、ライフラインの氏名変更も必要なので、上記の各会社に連絡をして氏名変更の手続きを取る必要があります。
クレジットカードを氏名変更をしないまま使うとどうなる?
クレジットカードの氏名変更は、一番最後にしがちになりますよね。旧姓のままのクレジットカードを使用していた場合、何か不都合が生じるのでしょうか。
クレジットカードには有効期限があります。有効期限が切れる少し前に、更新した新しいカードが自宅に郵送で送られてきます。しかし氏名変更や住所変更をしていない場合、新しいカードが届かなくなってしまいます。
郵便の転送を行っていたとしても、書留郵便は転送不可のためクレジットカード会社に返送されてしまいます。そうなると、有効期限が切れた時点でクレジットカードの契約が切れてしまう恐れもでてきます。早めに氏名や住所の変更を行うほうが、いいでしょう。
また、引落とし口座を名義変更したことにより、引き落としができなくなるケースもあります。その場合、遅延損害金が発生したり、カードの利用停止されることがあります。口座引き落としにしている場合は、氏名・住所変更と同時に口座変更を届け出ることをおすすめします。
- 生活と文化