猫を病院に連れて行く!○○で嫌がる猫も飼い主もストレスが軽減
2017.8.31

猫を病院に連れて行くときに苦労している飼い主さんは多いのではないでしょうか。
病気やケガをした時、健康診断の時、猫を病院に連れて行く時にやることとは?
嫌がる猫のストレスを軽減して病院に行く良い方法などをまとめてみました。
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この記事の概要
猫を病院に連れて行く前に動物病院に電話しよう
どんな理由でも猫を病院に連れて行こうと思ったら、まずは動物病院に電話をしましょう。
予約制でなくても、電話でどういう理由で行きたいのか、何時頃行く予定なのかを伝えておくと良いでしょう。かかりつけの病院なら名前や診察番号を伝えておけばカルテを準備しておいてもらえるはずです。ただし、前もって到着時間を伝えていてもすぐに診察してもらえるとは限りませんのでご注意ください。
急患の時も事前に電話連絡しましょう。病院に行って診察時間外で先生が不在の場合もありますし、病院に着くまでにできる応急処置の指示があるかもしれません。
診察時間は守っていきましょう。急患の場合を除き、診察時間外に診察をしてもらうのはルール違反です。診察時間外には手術の予定や往診に行っていて先生に診てもらえない可能性もあります。どうしても事情がある場合は、先生に相談してみましょう。
そして、病院には必ずケージやキャリーバックに入れて、他の動物や飼い主と接触しないようにしましょう。
猫を病院に連れて行くときは既往歴や飼育状況を伝える準備をして
猫を病院に連れて行く理由は、病気やケガをしているか予防注射などが多いでしょう。かかりつけの病院の場合はある程度把握してくれていますが、どんな理由で受診しても、既往歴や飼育状況などを聞かれることがありますのでしっかり伝えられるようにしましょう。
・症状の有無
病気やケガで受診する場合は、今どんな症状が出ているのか、いつ頃からその症状が出始めたのか、症状は変化しているかなど、詳しく説明しましょう。
・飼育状況
猫のいつもの生活状況を説明しましょう。完全室内飼い?外に出る事はある?他に猫や動物を飼っている?家の周りの環境は?飼育環境に変化はあった?など。
・予防注射の有無や種類
混合ワクチンを打ったのか、いつ打ったのかなどを説明しましょう。
・既往歴や去勢避妊手術の有無、出産の有無など
過去に入院するような病歴があれば必ず話してください。入院したことがなくても病気が分かっている場合は伝えましょう。去勢や避妊手術の時期や出産経験があれば伝えます。
・現在の健康状態
現在の健康状態も伝えましょう。元気がないと感じるのであれば、いつからなのかも話してください。
病院に連れて行くときに猫が察知して逃げるのを防ぐ方法
猫を病院に連れて行く場合、ケージやキャリーバックなどに入れていきますよね。その時に使うケージやキャリーバックは病院に連れて行くときだけ出してきていませんか?
もしも、病院に連れて行くときにだけ取り出して、その時に猫が逃げたり隠れたりする場合は、「キャリーバック=病院」と覚えてしまっているからです。
ケージやキャリーバックは、使わない時でも猫が自由に出入りできる場所に置いておきましょう。普段からそこに入っても必ず嫌な事が起こるわけではない事を覚えたら病院に行く前に逃げ隠れるのを少しは防止出来るはずです。
また、病気やケガの時だけ病院に行くと、病院は怖いところだという記憶しか残りません。しかし、健康診断や爪切りなど猫への負担が軽めの内容で定期的に病院に行くことで、病院への恐怖心は薄らいでいくでしょう。
猫は日常との変化に敏感で、いつもと違うことは強いストレスになります。健康診断や爪切りなどの軽い内容で定期的に病院に行くことで、非日常から時々あること程度の認識にすることも、ストレスを軽減させてあげることになるでしょう。
猫を病院に連れて行こうとしたら凄く嫌がる場合
健康診断のために病院に連れて行こうとしていることを察知して逃げ隠れ、キャリーバックに入れるのも一苦労。捕まえてもキャリーバックの中で小さくなって震えている・・・愛猫のそんな姿を見ると「元気そうだし可哀想だから、無理に病院に連れて行かなくても良いかな?」と思ってしまう飼い主さんもいるでしょう。
しかし、その判断が猫の重大な病気を見逃してしまう可能性があります。
猫は体調不良を隠すことが上手だと言われています。猫の食欲不振などで飼い主が異変に気付いた時には病気が進行している場合や、つい最近まで元気だと思っていたのに急逝する場合も実はよくある話です。
健康そうに見えても、病院を嫌がっても、健康診断を定期的に受けることは猫と長く一緒に生活することに繋がっているのです。
また、病院に行くことを察知して嫌がって捕まえられないとしても、猫がトイレをしている時に捕まえるのはやめましょう。
トイレ中の猫を捕まえると、トイレ嫌いになってしまう可能性があります。トイレ=捕まえられて嫌な事される、と覚えてしまうとトイレ以外でするようになったりトイレを我慢して膀胱炎などの病気になってしまう可能性もあります。
嫌がる猫を病院に連れて行く時は○○○を使おう!
・洗濯ネット
嫌がる猫を病院に連れて行くときは、洗濯ネットの中に猫を入れてみてください。
猫のサイズよりも大きめの洗濯ネットに猫をいれると、不思議と猫が大人しくなります。人間からすると洗濯ネット内の猫は丸見えですが、猫からすると洗濯ネットの中は囲われて狭い場所なので少し落ち着くそうです。
洗濯ネットは1枚につき1匹いれます。複数の猫を病院に連れて行くときは、猫の数だけ洗濯ネットも用意します。洗濯ネットに入れたら、洗濯ネットごとキャリーバックの中に入れましょう。
・上開きタイプのキャリーバック
ペット用キャリーバックには、横開きタイプと上開きタイプがあります。病院嫌いな猫には上開きタイプのキャリーバックがおすすめです。
横開きタイプだと、キャリーバックから出す時に抵抗されると前から引っ張り出さないといけないので結構厄介なのですが、上開きタイプのキャリーバックだと抵抗されても簡単に出すことが出来ます。
また、横開きでそこが窓のように外が見える仕様になっている場合は、猫にとって知らない景色が目に入ってきてよりストレスが強くかかってしまう場合があります。
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