旦那が無職に!生活費の支出内容がガラリと変わります!
2017.8.31
「旦那が無職」想像したくないけれど起こってしまうかもしれません。
実際に旦那が無職になってしまった人はとにかく「年金・健康保険・税金」をどうしたらよいのか市町村窓口へ行き相談しましょう。
リスクマネジメントの観点から旦那が無職になってしまった時のシミュレーションをしたい方は今の生活費と無職になった時の生活費の支出内訳が変わることを頭に入れて計算してみましょう。
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この記事の概要
旦那が無職。この状況を乗り切るためにはまず生活費を把握する
人生とは実に面白いもの。昨日の生活が当たり前のように明日やってくる保障はどこにもないのですから。
朝元気に「いってきます!」と家を出た夫が「ただいま」という前に一言「会社をクビになった」と言い帰ってきた時あなたはどうしますか?
毎月入ってくるお金と出ていくお金は決まっています。入ってくるお金がなくても出ていくお金はきちんと出て行ってしまいます。
入ってくる分だけ使っているように感じているかもしれませんが実際は違います。入ってくるお金と出ていくお金は連動していないのです。
入ってこないからと言って使わなくてよいわけではないのです。入ってこなくても使わざるを得ないのです。それが「生活」
当たり前のように毎月振り込まれていたお給料が全く入ってこなくなる生活をあなたは想像したことがありますか?
どういった理由にせよ夫が無職になり生活費であるお給料が「ゼロ」になってしまう事をシミュレーションしたことがありますか?
旦那が無職に…生活費の支出が思わぬところで増えていきます
夫がサラリーマン。自分はパートに出ているけれどあくまでもお小遣い稼ぎの範囲内。生活費は完全に夫の収入でまかなっています。
そんな生活をしている中、夫が無職に!!
家のローンもある、育ち盛りの子供が2人いる、犬もいる。来月親戚の結婚式もあるのよ!こういった状況になったらどうするべきかしっかりと考えていますか?
予備費としての貯蓄が500万円ほどある方は半年くらい無職でも大丈夫でしょう。え?生活費に半年で500万も使ってないわ!と思った方は「甘い!」甘いですよ。
社会(会社)に属さないということは社会保障費は全額自己負担になるのです!その支出が結構かかってしまうんのです。さらに退職時期にもよりますが所得税や市民税は今収入がないからと言って納めなくてよいわけではありません。
夫が無職に…無収入な上に税金が重くのしかかる…人生の危機に助けられる社会保障ではないと実感するはずです。
解雇手当や失業保険だけでは次の仕事が見つかるまでの十分な生活費にはなりません。
旦那が無職なのに…税金は待ってくれない。生活費って食費や光熱費だけじゃない
【厚生年金】
サラリーマンだと厚生年金に加入しますね。これが退職し会社に属していないと国民年金に切り替えなければいけません。
妻は夫がサラリーマンで厚生年金に加入している時は「国民年金第3号被保険者」であり、被保険者でありながらも国民年金保険料の納付は免除されていました。
しかしながらサラリーマンの旦那さんが会社を退職すると自動的に国民年金被保険者への移行を余儀なくされます。
今までは旦那さんの厚生年金の納付額で奥様の国民年金分も支払っていたことと同じ扱いになっていましたが、国民年金に扶養制度はありません。
旦那さんと奥さんそれぞれが被保険者となりそれぞれに国民年金保険料を納付することになります。
リストラや会社の倒産により国民年金保険料の納付を免除あるいは減免申請することは可能ですが、期限が決められています。
また、厚生年金は会社と個人で保険料を折半して納付していました。将来受け取る年金額にも影響が出てきます。
【社会保険】
いわゆる「保険証」です。サラリーマンだと会社が半分負担してくれていたんですよ。ですが、クビになり会社を退職した場合には「国民健康保険」に切り替えなければなりません。
この健康保険の負担額がびっくりするような金額になります。また、「社会保険」を任意継続する制度もあります。
もちろん会社負担分も自己負担になりますので結構な金額になるはずです。
収入がゼロなのに「年金」「社会保険」「所得税」「市民税」と普通に、本当に普通に納付し続けなければならないのです!
生活面で会社が負担していることって結構あります
税金以外にも会社が負担していることはありませんか?
例えば「車」
職種によって会社から車が支給され利用している人は要注意です!そのまま車を使わなくてもよい生活なら大丈夫ですが車が必要であれば大問題!
現金で購入できればよいのですがこれからの生活を考えるとなるべくお金を使いたくはありませんよね?
でも車は必要となるとローンを組んで購入しますか?そんな時に立ちはだかるのは「無職」の壁。無職なのでローンは組めません。
会社に属さない、仕事をしていないということは社会的信用が得られないということなのです。
収入もなく社会的信用もない…こんなにみじめな事ってあるのでしょうか…でもこれは現実に誰にでも起こりうる問題なのです。
生活が変わると支出が変わります
夫が無職になった時の生活費は今の支出と全く違うものになります。
給料以外に福利厚生として会社が負担してくれているものがどのくらいあるのかを把握しておくことをお勧めします。
これがわかっていると旦那さんが転職したいと騒いだときにも給料の額面だけで判断できないこともしっかりと説明できますよね。
給料が少ない、ボーナスが出ないと会社を責めてばかりいませんか?会社はお給料以外でも社員を守るために様々な福利厚生をおこなっているのです。
一つの会社に長く勤めると当たり前のようにローンを組むこともできますよね?会社に属していないとそういった当たり前のことができなくなってしまうのです。
『旦那の無職』他人事ではありませんよ。
仕事がなくなってしまっても子供の環境を変えたくなければどのように動くべきか普段からしっかりと考えておく必要があります。
旦那さんの給料で生活できているからと言って専業主婦でいることはこういった時にリスクが高すぎるかもしれません。
社会的信用を得るためにも仕事をする必要性をしっかりと考えておきましょう。
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