医者のお給料は安い?お給料の差の分かれ道とは?
2017.12.18
お医者さんのお給料事情とは?医者のお給料は高いとは限らない!?
医者のお給料が安いケースや働き先によるお給料の差について調べてみました。
お医者さんのお給料は高いもの!と決めつけるのはやめたほうがいいかもしれません・・。
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この記事の概要
ホントは医者のお給料は安い?そもそもお金の感覚が違う?
総合病院づとめの40歳代の小児科医の場合、年収は1000万ぐらいだそうです。年収1000万と聞くと、かなりお給料をもらっているのでは?と思ってしまいますがお医者さんにしてみたらそうではない金額のようです。
確かに、お医者さんになるまでとてつもない金額がかかっていたら年収1000万円は安いものなのかもしれません。
一部上場企業の40歳代の事務系社員であれば、年収1000万円の人が多くいるのを考えると医者の責任や肉体的にも精神的にも仕事内容はきついものになります。
大学病院の勤務医の場合、大学からのお給料は少なくとも外病院のバイトをして、当直1晩で15万とか検診一回8万のように働くこともあるようです。
大学からのお給料プラスバイト代として年収は1200万円ほどになるのだとか・・。それでも、開業すればその10倍以上は稼げるそうです。それは、どんどん開業しますよね。
医者のお給料とは?安いのは大学病院?高いのは?
医者の初任給や給料はいったいどのくらいの金額なのでしょうか?お医者さんのお給料はここ何年も上がっていないそうです。下がっていないだけ、いいと思ったほうがいいのかどうかは微妙なところです。
一般病院の場合は、新卒医師の平均的な初任給が約38万円となります。この初任給は病院の大きさによって変わってきます。一般の大卒よりは高いのでは?と思いますが医学部は6年教育で大学院の修士課程終了と同じ期間となります。国家資格を持っていることを考えても、高いとは言えないのかもしれません。
一般病院で肩書のない医師の場合は、お給料が均年齢40歳で時間外なども含めて約100万円となります。医科長や診療部長クラスになると120万円ほどですが平均年齢は45歳を超えることが多いでしょう。
副院長であれば約140万円、院長は約150万円となりますが会社でいえば社長となるので
それほど高い水準ではないのかもしれません。
大学病院となるとお給料はさらに低くなります。大学病院では研修生を終えると助手になります。35歳で40万円ほどとなり、時間外がついても数万円です。
お医者さんは、給料とは別の名目でいかに稼ぐかが必要なのかもしれません。
給料が安いかどうかの分かれ道とは?医者のお給料
医者の年収は進路によって変わると言えるでしょう。20代の研修医生活を終了して勤務医として働けば年収は伸びます。
2年間の研修医期間を終えると2通りの進路があるそうです。その2通りの進路は、大学病院の医局勤務と民間病院勤務になります。半分の医師が大学病院の医局勤務を希望するそうです。
大学病院の医局に進むと、20代後半~30代前半の医師で300~600万円。講師や助教授等であれば年収は700万~800万前後だそうです。
市中病院で勤務医として働くと、20代後半~30代前半で600~800万円。10年ほど医師として勤務すれば年収は1000万円と言われれいますが病院によって違います。
このため、20代の医者の年収は高くないと言えるでしょう。研修医期間中は給料も安いので結婚ができるほどではありません。
結婚を考えるのは40歳前後となるようです。年収が安定し時間もとれるようになるのは40歳前後なので若いお医者さんと結婚するには年収にこだわらずに共働きも視野に入れるといいでしょう。
医者は医者になるまでどのくらいお金がかかるものなの?
お医者さんに限ったことではありませんが、大学の国公立と私立によって費用総額が大きく違ってきます。医師になるためには、6年間大学に行く必要があります。国公立であれば、350万円程度となりますが私立は2千万円超が必要となります。私立によっては、4千万円を超える大学もあるそうです。
一般の家庭に支払える額ではありませんが、医者の家系であれば考えられますよね。親が開業医であれば、私大医学部へ進学しても親から病院や設備を引き継ぐことが多いでしょう。それに加え、顧客も引き継ぐので学費は未来への投資となります。
学力の高い生徒であれば、特待生として学費が免除されるケースもあるでしょう。医学部に進学するには、お金はもちろんのこと相応の学力も必要となります。
国立大学ではなくとも、奨学金制度がある私立大学もあるそうです。経済面だけで医者になることを諦めないでいいと言えます。
医者の給料が安いの日本だけ?アメリカの場合は?
日本と同じようにアメリカもお医者さんはお給料が高いという認識だそうです。しかし、アメリカの場合は日本よりもさらにお給料が高いんです。
支給されるお給料は、少なくとも2,000万円以上となります。もちろん、診療科目による違いはあります。専門医であれば、お給料は5,000万円以上だそうです。
アメリカ国民の平均年収は約510万円なので、医者のお給料は2,000万円以上となるので4倍です。中国も医師の年収は高額だそうです。
日本の場合は、在宅医療が一番年収が高いのに対してアメリカは循環器外科となります。中国は心臓胸部外科です。
年収は、国によっても診療科によっても違うと言えるでしょう。外科系の科目はそれだけ高度な医療技術が必要となります。そのためお給料も高いのです。
アメリカは医者のお給料が高いけれど、学生ローンを組んで医者になる人が多いそうです。高いお給料をもらっても、ローンの返済にあてる、仕事がつらくてもローンを返済しなくてはいけないから辞めることができないという問題があるようです。
- 健康と医学