母子家庭の子供は就職や進学は工夫次第で不利ではない
2017.11.18
母子家庭の子供だと就職する時に不利になるって聞くけど、本当なの?と思うことはありませんか?
その噂は事実ではありません。工夫次第で進学や就職をすることもできます。
母子家庭で子供の進学をさせる方法などをご紹介します。
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この記事の概要
母子家庭の子供は就職が不利になるって本当?
母子家庭の子供が就職する際に、片親だから就職に不利になるかならないかは、結論から言うと、なりません。
ひと昔前は、こういったこともあったのでしょうが、今は現状としてもまったくありませんし、噂でも聞いたことはありません。
私の友人は母子家庭でしたが、超一流企業に勤めましたので全くと言って関係ありませんね。
なので母子家庭の立場にある家庭のみなさんは、何も心配することはありません。
そもそも母子家庭自身、会社に何のマイナスになる意味がわかりませんし、働くのは当人であり家族は関係ありません。
もし母子家庭を否定する企業があるのなら、その企業こそ自分自身の存在を否定する事になってしまうと思います。
しかしよく耳にする話では、金融機関は、母子家庭の子供が採用されないと言うのではなく、家や親戚が貧乏かどうかで判断されることもあるようです。あくまでも噂ですが・・・
母子家庭で子供が就きたい就職に不利なのは進学できないこと
前の記事で母子家庭の子供は就職が不利にならないことをご紹介しましたが、家族構成を細かく聞いてくる企業はほとんどありません。
大手企業であっても、銀行や公務員と言った職業に採用されていることもありますから。なので今の時代は、結局採用されるかされないかは、最後は子供の努力次第です。
ただお子さんの中には、本当になりたい職業があっても母子家庭の為進学を諦めてしまうケースも多いです。進学を諦めて家計を助ける為にとりあえず先に就職する子供もいることも事実です。
ある日、子供が通う高校で、進路指導部の先生が進路説明会の時にこんなことをおっしゃってました。
『お子さんが進学をしたいと言うが、経済的な理由で進学ができずに諦めてしまうことがあります。もし叶えたい夢があるのであれば、どうしかしてそのお手伝いをするための方法を、私達進路指導部が一丸となって協力させていただき、サポートさせていただきますので、困っていることがあれば相談に載りますので、心配せずに相談に来てください』おっしゃってました。
その話を聞いて、この学校に子供を通わせて良かったと思いました。
母子家庭の子供が就職面接で家族のことを言う方法も工夫次第
母子家庭の子供が就職面接で家族のことを聞かれたら、正直答えたくないこともありますよね。
そんな時には答えたくなければ「お答えいたしかねます」など、丁寧な言い方で断れば問題はありませんし、それが採用の合否になるなんてことは、よっぽどのことがない限り影響することはないでしょう。
しかし、このピンチな状況をチャンスに変える工夫をすることで、逆に好印象を与えるチャンスなこともあります。
その話の内容については、我が家は母子家庭で金銭的にも大変で・・・と暗い表情で言うよりも、我が家は母子家庭ですが、母や兄弟も明るく元気な家庭です。と前向きな発言をすることによって、逆境にめげないその姿に心を打たれ応援したくなることもあるようです。
今の時代家族のことは個人情報なので、親の離婚理由について詳しく聞く企業はありません。
なので、もし家族のことを聞かれたら何も答えないよりは、前向きに発言することで場合によっては、母子家庭の人の方が高く評価される可能性もあるのだそうです。
親の職業が子供の進学や就職にも大きく影響するって本当?
ある程度、親が大手企業に勤めていると、子供が大きくなった時に習い事や進学などの夢を諦めることは、ほぼないと言っても過言ではありませんよね。
しかしさまざまな理由から、家が裕福でない場合は習い事もままならく進学することもできない状況なこともあります。
これは母子家庭でも同じことが言えますが、しかし母子家庭で働く親の中にはとても素晴らしい職業についていることもあります。
なので片親だから、両親がそろっているからは関係はありません。
しかし今の時代は親がどうこうよりも本人がどれだけ希望や夢を持ち、なりたい職業に就くかで、進学できる方法はいくらでもあります。
バイトをしながら学費を稼ぐことや奨学金を借りることもできます。
親の職業で家に進学できるほどの余裕がある家は、もちろん有難く幸せなことでもありますが、進学する方法はいくらでもありますので、自分次第の頑張りで夢を諦めることはないのです。
母子家庭で子供の進学をさせるのであれば、こんな方法で
母子家庭って家庭が裕福でないと思う人が大半かと思いますが、私の周りにいる母子家庭の友人には、そんな人はいませんでした。
友人は看護師で、母子家庭ながらとても立派なマンションに住みお子さんを2人立派に育てあげ、今ではその子供達が2人ともお母さんと同じ医療の道へ就職し、立派な社会人となりました。
進学費用に借りた奨学金も、5年程度で全額返済したようです。
こうした立派なお子さんに成長したのは、友人の育て方が良かったからだと私は思っています。
どんな時も子供の為に一生懸命に仕事をし、休みの日は子供の学校行事に付き合いコミュニケーションを欠かすことはありませんでした。
子供が成人した後の将来をきちんと考える生計を立てる選択肢をしっかりと働いて見せてあげたことが、立派なお子さんを育て上げたのだと思います。
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