名前は一生もの!子供の名づけに後悔しないためによく考えよう
2017.9.6
子供への名前は親からの最初のプレゼントなどとよく言われていますよね。
確かに、子供ができたらどんな名前にしようか一番最初に親としてできることでもあり、悩みに悩んで決めるといったところです。
特に人とかぶらないような良い名前にしようと、最近はかなり個性的な名前が増えてきています。一見漢字を見たただけでは読めない名前の子も多いです。
せっかくつけた名前だけど、後悔していることもあるのでしょうか?
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この記事の概要
名前を勢いでつけた!子供のキラキラネームを後悔してしまう
私たち夫婦は子供に人気の戦隊もののキャラクターの名前を子供につけて、後悔しています。当時、人気の戦隊もののその名前がカッコいい!と勢いだけで名づけてしまいました。
子供は、わんぱくで明るく今はキラキラネームの多い時代なので、一人だけとびぬけて名前が浮いているようには感じませんが、今になってもう少し落ち着いた標準的な名前の方が良かったのではないかと思います。
テレビや雑誌、ネットニュースでも親にキラキラネームをつけられたことで入試や就職に影響がでて苦労しているという話を聞きます。
いくら改名できるとはいえ、簡単な事ではありません。子供が親から与えられたキラキラネームを抱えながらしなくてもいい苦労をしてしまうと思うと心が痛みます。
名前は勢いでつけるのではなく時間をおいてじっくり、周囲の意見も聞くべきであったと後悔しています。
名前は周囲の意見も大切!子供の名づけを後悔したくない
お腹の赤ちゃんの性別が女の子がほぼ確実だろうと診断されてから名前を考え始めました。子供の名前は私の希望で「月(るな)」か「星(せいら)」にしたいと、主人や親戚に話したところ、とても不評でした。
私は、子供に名前を付けるならずっと夜空にかかわる名前にしたいと思っていました。夜空の星や月って神秘的できれいですよね?そんなイメージが良かったのです。
当て字にはなりますが、学生時代私の同級生にも「青葉(ひろな)」という子がいたので、当て字に抵抗がありませんでした。
ですが、周囲からは「読めない」や「響きがペットみたい」「名前でいじめられる」などと指摘され、最初はそんなことないと突っぱねていました。
ですが時間が経つにつれ、子供の事を考えると初対面の人にいちいち読みを説明したり、学校や病院などでも名前を間違われやすく面倒かもしれない、名前で苦労することがあったら可哀想だと思い始めました。
結果、子供には美月(みづき)と名付けました。
もし自分の意見のまま月(るな)と名付けていたらきっと後になって後悔していたと思います。じっくり時間をかけた事や、周囲の意見を聞くことで考え直すことができて良かったと思います。
名前がキラキラで良いことも?子供の名前は後悔していない!
うちは、子供に「希斗」と名付けました。読み方は「キッド」です。キラキラネームだとは思っていませんが、とにかく誰ともかぶらないカッコいい名前にしたく選びました。
読みも日本人離れしているので国際的に活躍できたらいいなという思いも込めました。人とかぶらない名前のいいところは、とにかくすぐ名前を憶えてもらえることです。
初めて会った相手にも名前を強く印象付けることができますし、響きも新鮮でカッコいいでしょ。
それに、名前についての話題で結構会話が弾み人と仲良くなれますよ。「名前の由来は?」とか「なんて読むの?」とか周囲から話しかけてくれることも多いんですよ。
珍しい名前がコミニュケーションツールの一つになっているのです。自分がどこにでもいる古臭い名前なので、できる事なら自分に新鮮ないい名前を付けなおしたいくらいです。
子供の名前がキラキラだと言われない名づけのポイントとは?
【当て字や読み方に注意】
大体キラキラネームと呼ばれる名前は無理な当て字や読み方が多いですよね。
ネットなどで実在すると紹介されているとか月姫(らめ)とか愛莉(らぶり)騎士(ないと)、本気(まじ)、観都(みんと)など、なかなか一目ではわからず振り仮名をつけられても驚愕しますよね。
いくら個性を出したくてもやりすぎなのは控えましょう。
【有名なキャラクターの名前は可哀想】
これこそ勢いではなくじっくり考え直してほしいところ。考えてみて下さい、子供がおじさんおばさんになったころのことを!合わないと思いませんか?
キャラクターの名前が似合うのなんて未就学時代のほんの数年ですよ!その先の何十年の未来がある子供の名前、簡単にはつけられません。つけたいと思っても一度周りの人に意見を求めて一緒に判断してもらいましょう。子供が大人になったときのことを考えて名づけをしてください。
子供がつけられた名前を後悔していたら改名することもできる!?
キラキラネームが多い今の時代、名前を改名できるという認識が強まりましたよね。名前は、確かに変えることはできますが名前を変えるという事は戸籍も変える事で簡単にできる手続きではありません。
改名するには戸籍法第107条の2に規定の通り、「正当な事由によって名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得て、その旨を届け出なければならない。」となっています。
特に漢字を変更する場合には厳しく判定されます。改名の許可が下りる正当な事由については次のようになっています。
- 地域・身内に同姓同名の方がいる場合
- 珍奇・難解な名前で、社会生活に支障をきたす場合
- 出生届の名前を書き間違えていた場合
- 名前が原因でいじめを受けた場合
- 同姓同名の犯罪者がいる場合
- 性別が紛らわしい名前で、社会生活に支障をきたす場合
日本の裁判所は子供の名づけについて「親が個人的な好みで自分勝手な名前を付けることは不当であり、子供が大人になったときに誇りに思える名前を付けるべき」と見解を示しています。
親にキラキラネームをつけられて日常生活に支障をきたす場合には思い切って改名手続きをとってみてはいかがでしょうか?
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