野菜を食べないと身体はどうなるの?野菜が体に与える影響
2017.9.6
健康や美容に必須の野菜。でも、好き嫌いが多い人の中には野菜をあまり食べないという人も多いですよね。
では、人は野菜を食べないと、どうなるのでしょう?野菜を食べる意味・必要性ってどんなことがあるの?
野菜嫌いな人は、これを読んだら野菜が食べたくなる…かも?
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この記事の概要
野菜を食べないと身体はどうなるの?メンタルにも影響します
野菜には、人間の体に必要なミネラルや食物繊維が多く含まれてるものが多く、全く食べないのはさまざまな影響が考えられます。
- 血糖値が高くなる
- 貧血
- 動脈硬化のリスク
- 免疫力が低下する
- 肥満
- 疲労が溜まりやすい、疲れが取れない
このほかにも、体臭がきつくなる、身体が老化しやすくなるといった悪い影響が。
基本的には栄養が不足して引き起こされるものですが、野菜を食べない分、炭水化物やタンパク質を摂取し過ぎて引き起こされる症状もあるのです。
主食として必要な一方、炭水化物は摂りすぎると「炭水化物依存症」になることもあります。
生活習慣病のリスクが高くなるほか、イライラや不安感が高まったり、うつの原因になるという説もあります。身体のためにも心のためにも、適度に野菜を食べることが必要だということがわかりますね。
野菜を食べないと不足する食物繊維。その結果どうなるの?
野菜を食べるのは、食物繊維の摂取には特に重要なこと。食物繊維は消化されませんが、重要な役割を持っています。
- 便の量を増やし、スムーズに腸内を通って排泄される
- 体内に入った不要な物質や有害なものを吸収して取り除く
- 糖質の再吸収を抑えて、食後の血糖値上昇を緩やかにする
- コレステロールの吸収を抑える
野菜を食べないと、これらの働きが得られなくなります。考えられる体調の変化には次のようなものがあります。
【便秘・肥満・高血圧・糖尿病・下痢や軟便などの腸の不調・がんリスクの高まり】
野菜や果物を食べないと便秘になると感じる人は多いはず。また、野菜を食べない分、相対的に肉や魚など、野菜よりもカロリーの高いものを食べてしまいがちです。
結果的に食事のカロリーが増え、肥満になりやすくなってしまいます。
食物繊維が含まれていても、果物は果糖が含まれているのでカロリーも摂取しがち。健康を考えると、適度に野菜を食べるのは必要なことなのです。
野菜を食べないと腸内はどうなる?悪玉菌の天国に!
ダイエットで野菜の必要性が強調される理由の一つが、野菜は糖の吸収を抑えるということ。
普段あたりまえに食べている白米や小麦は、血糖値を急激に上げるおそれがあります。これを抑制するために、炭水化物を食べる前に野菜を食べておくのが効果的。
糖尿病防止や肥満にならないためにも、食事のスタートは多めの野菜から食べ始めるといいのです。毎日食べるパンやご飯ですから、少しのことだと思っても影響はバカにできません。
糖質を多く摂ることは、腸内細菌の環境も悪化させてしまいます。糖は、悪玉菌の異常繁殖を促し、有害物質を発することで腸に炎症が起きたり、病気の原因になってしまうこともあります。
腸内細菌を正常にたもつことは、排便に関わる腸の働きはもちろん、必要な栄養を吸収する働きにも影響します。美肌のためにも腸内環境を整えることは重要なことなのです。
野菜を食べない子供のための野菜克服法
◆新鮮でおいしい野菜を
安い価格で流通している野菜は、畑から店頭を通じ食卓に上るまで最低でも数日以上経過しています。
可能な限り新鮮なものは味や香りが違っていて、それだけで食べられる子供がいるほど。家庭菜園などで自分が育てたり、直接収穫できれば「食べたい」と思うものです。
新鮮な野菜をシンプルな調理で味わううち、野菜の美味しさに気が付くことができるでしょう。
◆子供が好きなメニューに入れる
子供が大好きといえば、カレーライス。カレーに入れて一緒に煮込んだり、ドライカレーにしてとりどりの野菜を混ぜ込んだりしてはどうでしょう。
小さく刻んで料理に入れるというのも一つの方法ですが「嫌いなものを知らないうちに食べさせた」という不信感を抱かせてしまうのはNG。
食事の時間を楽しくないものにしてしまうかも。野菜を食べさせればいいというより、野菜それぞれの味をしっかり味わえるようにしてあげたいですね。
野菜を食べないことで起こるかもしれない体調不良を防ごう
野菜を食べないからといって、すぐに病気になるわけではありません。数日間、まったく野菜を食べていなくても体調に変化を感じる人は多くはないでしょう。
食べない、不足している場合に考えられる病気や症状は、ちょっとした不調から重篤な病気まで様々です。疲労、肩こり、高血圧、便秘、不眠症、骨粗しょう症などなど…。
また、どの野菜にはどんな栄養が含まれている、と言っても薬ではないので食べたからと言ってすぐに改善するわけでもないでしょう。だからこそ、いろいろな種類の野菜を毎日少しづつでも摂り続けることが必要になるのです。
何年も野菜不足を続けた影響で体調を崩した場合、それを取り戻すには薬や医師の治療が必要になることもあるでしょう。それが、毎日少しずつ食べる野菜で防げるとしたら?
それに、嫌いだと思っていた野菜が料理次第ではとてもおいしく感じるかもしれません。食わず嫌いはやめて、健康や美容のためにも意識して野菜を摂る生活を始めませんか?
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