賞味期限切れのビールの使い道、捨てるのはもったいない!
2017.11.12
家にストックしてあるビールが、気付くと賞味期限切れに…。
そんな経験はありませんか?
賞味期限が切れたからとすぐに捨ててしまうのはもったいないですよ!
飲用以外にもさまざまな使い道があるのです。
賞味期限切れのビールの使い道をご紹介します。
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この記事の概要
賞味期限切れのビールの使い道、そもそも賞味期限とは?
ビールの賞味期限について考えてみましょう。
賞味期限というのは、もともとおいしく食べることが保証されている期限という定義なので、賞味期限が切れの翌日にはもう飲めない…、というものではありません。
飲める期限がいつまでかと言うと、国産のビールに至っては9ヶ月とされています。
海外のビールの場合には12ヶ月というものもあります。
美味しく飲める期限の賞味期限を過ぎると、ビールはどうなるのでしょうか?
〇味が落ちる
〇炭酸が抜けて、泡立ちが悪くなる
〇ビールの鮮やかな色が少し濁ってくる
というような変化が起こてくるようです。
また、密閉状態の違いのせいか、瓶ビールと缶ビールを比べた場合、瓶ビールの方が劣化が早いと言われます。
ですので、家に瓶ビールと缶ビールがあった場合には、瓶ビールから先に飲む方が良いでしょう。
賞味期限切れのビールの使い道、捨てずに使う方法
賞味期限が切れたからと言って、すぐに捨ててしまうのはもったいない!
飲料以外にも使い道がありますよ。
◇掃除に使う
ビールに含まれているアルコールやビタミンE、酵素などの成分は、掃除に使うこともできます。
油汚れを分解する働きがあるので、キッチンの油汚れやキッチン家電の掃除に最適です。また、フローリングのベタベタ汚れにも使えます。
◇料理に使う
ビールに肉をつけておくと、肉が柔らかくなりコクも生まれます。
ビールのアルコールとホップによって肉が柔らかくなるのです。
また、天ぷらの衣を作る時には、水の代わりにビールを使うと、カラッとした衣ができます。
◇植物にあげる
ビールの酸が菌や害虫から植物を守ります。
また、発酵した糖分は栄養になり、リンやカルシウムは肥料の代わりになります。
ただし、植物にあげる量は少なくしましょう。
葉にも直接掛けることは避けた方が良いでしょう。
主婦に人気の賞味期限切れのビールの使い道は?
賞味期限の切れたビールの使い道をご紹介しましたが、中でもお料理に使うという方は多いようです。
スーパーの安売りで買ったお肉がちょっと硬い、なんてこともありますよね。
そのような時には、ビールに漬けておきましょう。
ビールの炭酸が、お肉のたんぱく質を分解してお肉を柔らかくしてくれます。
お肉を焼いたりするレシピでは、焼く前の下処理に一工夫しましょう。
出来上がりのお肉の食感が違います。
1.お肉を最低10分ほどビールに漬けておきます。時間に余裕がある場合には1~2時間漬けておいても良いでしょう。
2.レシピにそって焼きましょう。
お肉の食感が柔らかくなり、味にもコクがでます。
これでスーパーの安売りの肉をワンランク上のお肉にすることができます。
賞味期限切れのビールはまだまだ使い道がある
他にもいろいろと活用法はあります。
〇ご飯を炊く
ご飯を炊く時に、ビールを1~2カップ入れると、フワフワでベタつきのないご飯を炊くことができます。
ビールに含まれる泡の効果によるもののようです。
〇シャンプーに加える
ビールにはたんぱく質も含まれます。
小麦たんぱくという成分が髪表面を薄くコーティングして、髪の毛にツヤを与えたり、髪自体を強く太くする効果があります。
〇頑固な油汚れに
ビールを霧吹きに入れ、油汚れに拭き掛けましょう。
頑固な汚れには、その上からラップで覆ってパックすると効果的です。
しばらく放置しておくと、油汚れを分解してくれます。
その後、キレイにふき取りましょう。
他にも、使い道はあります。
ぬか漬けのぬか床に加えると発酵を助けてくれるという効果もあります。
賞味期限が切れたからとすぐに捨てるのではなく、違う使い道があることも知っておいて下さい。
賞味期限と消費期限の違い
賞味期限が切れたビールは、切れてしまった後も飲んでいるという人もいます。
特に問題なく飲めるようですが、味や香りなどはどうしても変わってきてしまいます。
製造されたビールは、時間の経過とともにどうしても『酸化』してしまいます。
瓶や缶に密閉されたとしても、わずかにふれる酸素によってビールは酸化してしまうのです。
酸化がビールに与える変化は、味や香りです。
中には、製造から時間が経ったビールの方が好みという方もいます。
実際に、製造直後のビールよりも数ヶ月経過したビールの方が、美味しいと感じる人が多いというデータがあります。
これは、普段口にしているビールは製造からある程度時間が経過しているので、その飲みなれた味に一番近いからという理由もあるようです。
賞味期限についてのお話は先ほどもしましたが、賞味期限は「定められた方法で保存した場合に、その商品に期待される品質を十分に美味しく感じられる期間」で、見た目にも匂いにも味においても美味しく食べることができますよ、と言われる期間です。
これと似たようなもので『消費期限』があります。
この違いがわかりますか?
消費期限は、「定められた方法で保存した場合、食品が劣化しやすく早めに消費した方が良い食品」ということは、安全に食べられる期限となります。
賞味期限は過ぎても食べることはできますが、消費期限の切れた食品は、食中毒の可能性などもあるので食べない方が良いでしょう。
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