布団を干すと発生する臭い、その正体を調査!
2017.11.9
布団を干すと今までとは違った臭いが発生します。
これはお日様の臭い?ではお日様の臭いはどのように発生しているのでしょうか?
気になる臭いの正体や効果的な布団干しの方法をご紹介します。
布団の干し方次第で長持ちさせることが出来るんですよ~。
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この記事の概要
布団を干すと発生する臭いは太陽が関係している?
布団を外に干したときに発生する臭い!「うーん!太陽の臭いがする♪」なんて言いますが、太陽の臭いとは?太陽が臭いを発生させているの?
外を歩いていても太陽の臭いを感じた事はありませんよね。でも布団には太陽の臭いが付く!?
やはり太陽に臭いはありません。布団を干したときに感じる臭いの原因は実は汗や皮脂のようです。
でも普段臭う汗の臭いはクサイけど、布団を干したときの臭いは臭くない・・・。
それは汗や臭いが太陽の光や熱によって別の物質に分解され、脂肪酸やアルコールとなるからです。
いい匂いと感じている正体はこれだったという訳なんです。
そして揮発性の為、しばらくすると臭いはなくなってしまうんですね~。
太陽の光や熱は関係していましたが、太陽の臭いではない・・・。臭いの正体を知って何だか残念な気持ちになってしまうのは私だけ!?
布団に汗の臭いを残さない!干すポイントとは
寝ている間にかく汗の量はコップ一杯と言われていますよね~。それだけの量が毎日布団にしみ込んでいるなんて・・・。
やっぱり天気のいい日には太陽の力を借りて、布団の水分とサヨナラしなければいけません。
布団の効率的な干し方は片面を30分以上太陽にあてる事。もちろん両面です!表と裏をまんべんなく太陽の光にあてましょう。
布団の中に潜んでいる水分はカビやダニの原因となります。水分を飛ばすと同時に殺菌効果もある布団干し。
十分に時間をかけて干して下さいね。
また日光が足りていない?というような日には、いつもよりも時間多めに干す事がポイント。
夏場は両面干し終えるのに2時間程度かかりますが、秋から冬にかけては時間をもっと長く最低でも3時間は、日がよく当たる時間帯に干す事をオススメします。
布団を干す事ができなかったら、シーツを交換するだけで臭いが防げます
布団を汗や皮脂から守るためには太陽の熱をいっぱいに浴びて乾燥させることが大切。
でも天気が悪かったり、日中は仕事に出掛けたりして毎日は布団を干す事ができません。
しかしコップ一杯の汗が布団には蓄積されていく・・・。
布団への浸透を防ぐためにはシーツをこまめに交換する事!これで布団へのダメージを減らすことが出来ます。
寝汗をたくさんかくという方は、パイル地の汗を吸収しやすいシーツなどを布団にかける工夫をすると良いでしょう。
そうする事で随分と布団に吸い込まれる汗の量が違ってくるはずです。
布団は洗えなくても、シーツは毎日洗濯をする事ができて清潔に保つことが出来ますよ。
なかなか布団を干す事ができないという方は、シーツをこまめに交換する事で対処をしましょう。
布団を干すときに発生する臭いを詳しく説明すると・・・。
実はお日様の臭いの原因はダニではないかという話もよく耳にします。
布団の臭いを思いっきり吸い込んでた方には、恐ろしい話ですよね・・・。
でもこれはウワサであって真実ではありません。
初めにお話ししたように汗や皮脂、洗剤などの残りが太陽の光や熱に分解された匂いだという事が研究所などの分析機関で発表されています。
コレをもっと詳しく説明すると、汗や皮脂が洗剤を使って洗濯をしても分解されず残ってしまい、布団の綿の成分セルロースなどが紫外線によって分解される事で臭いが発生していると考えられます。
体から出る汚れだけではなく、セルロースが温かくなる事も分解にはつながりがあるんですね。
とにかくダニの臭いではなかったことが分かったので、心配なく布団干しが出来ます♪
布団を干すときの注意点をご紹介!
日光に当てて布団から水分を取り除く事で、夜寝る時にフワフワの布団で眠る事ができます。
そしてダニ対策や殺菌効果、汗臭い臭いも布団を干す事で解消されスッキリしますよね。
布団を効果的に干すためには、両面もれなく太陽の光と熱が当たるように干しましょう。
このように定期的に布団を干す事で長持ちさせることが出来るんですよ。布団を干すという事はメリットだらけなんですね~。
でも注意点が2つ!まず1つ目は冬場の日差しが弱い時期は長時間布団を太陽にあてても構いませんが、夏場はNG。
太陽の熱が強すぎて布団を傷めてしまいますよ。
綿にも油分が含まれているんですが、熱を与え過ぎると油分までがとんでしまいます。
油分が飛んでしまうとパサパサになってしまい、フワフワとした気持ちの良さが失われてしまう事に・・・。
2つめの注意点は布団を思いっきり叩く行為です。叩くとホコリが出るので汚れが落ちている気がして布団をバンバンと叩いてしまいますが、実は外側の生地を傷めるだけでなく中の綿までも痛めてしまいます。
ホコリやダニなどが気になるという方は、布団を干した後に表面に掃除機をかけて下さい。
そうする事で気になるホコリなどを取り除くことが出来ますよ。
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