義母との同居、そして介護生活。体験談を聞いてみました!
2017.8.24
もし、同居している義母に介護が必要になっってしまったら、あなたはどうしますか?
長男の嫁の意見はどうなのでしょう?義母と実母はどちらが介護しやすい?
また実際に介護をしている、していたという方の実体験を聞いてみました。
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この記事の概要
同居している義母の介護、長男の嫁のあなたは出来ますか?
・Hさんの意見
大人のシモの世話は量も多く、臭いも強いので大変だと思います。自分の親でも厳しいです。冷たいとかそういった次元ではないです。旦那はノンキに考えている人が大半で、嫁からすると、将来どうするつもりなのか考えているの?と思います。私は自分の親も、旦那の親もプロの方を頼むつもりでいます。
・Bさんの意見
夫の両親は嫌いではないですが絶対に無理です!良い人達だしお世話にはなっていると思っていますが、介護となったら別問題です。旦那も親介護は無理だといっているので、それを私にやらせようとしないで欲しいです。やれというなら、仕事として賃金をもらいます!
・Jさんの意見
法律的な話をしますと、嫁は義父母の面倒をみなくてもいいのですよ。一緒に住んでいるので放っておけないというなら、別居なり離婚なりを考えています。
義母が認知症で同居が始まり、介護と育児に追われる毎日。
義母が、アルツハイマー型認知症になって5年目という方の体験談を紹介します。
一人暮らしの義母に、火の消し忘れなどの症状が多く表れてきたので同居することにしました。その時私は、産休に入る時期だったので好都合でした。同居が始まってすぐの頃は、トイレでの失敗や物を隠されたりと色々ありましたが、夫も手伝ってくれましたのでなんとかなっていました。
子供が一歳近くになった頃は、育児と介護の両立がだんだんと負担になりはじめ、「義母さえいなければ、もっといい母親でいられるのに・・・」という思いが沸き上がっていました。認知症の介護がイヤというよりも、育児よりも介護を優先しなけらばならない時もあって、このままでは育児に影響が出てしまうと不安になるのでした。
そんな事で毎日悩んでいたところ、二人の妊娠がわかり夫と相談して義母を一時的に施設に預けることにしました。介護だけでも大変なのに、育児までとなるとなかなか難しいですね。
義母の介護が必要に!同居して介護は誰がする?
自分が一人っ子やかぎっ子で、大家族にあこがれがあるという方も少なくないですね。友達がおじいちゃんやおばあちゃんの家に遊びにいくのが羨ましい、おもちゃを買ってもらったりお小遣いをもらったりしてみたい。そんな光景を夢にみたことも・・・。しかし現実はなかなか難しいようです。
■自分の親や、夫の親が認知症に・・・。
この高齢化社会、認知症患者はどんどん増えていくことでしょう。もしあなたの親や、夫の親が認知症になったしまったらどうしますか?介護の為に同居することができますか?すでに同居している場合はそのまま介護できますか?認知症になってしまうと、お父さんがお父さんではなく、お義母さんがお義母さんではなくなってしまします。
実感はできないかもしれませんが、その日が来てしまっても大丈夫なように心の準備はしておいたほうがいいでしょう。なにかあってからでは遅いのです、親の介護や相続について話しあっておくことをオススメします。
義父母と実父母の介護はどちらが大変?
「介護する方は、義父母より実の親のほうが介護しやすい。」「介護される方は、嫁よりも実の子にしてもらいたい。」そう思っている方が多いのではないでしょうか?
じつは実母の介護の方が、大変なこともあるんです。親子といえども「親しき仲にも礼儀あり」ということが介護にも言えます。
実の親子だからと遠慮なく物事を言ってしまったりと、適度な距離感というのが難しいのです。父母はプロの介護士にとってはお客さまという立場ですが、実の子供にとっては以前の元気でしっかりとしたな印象が強く残っていて、今の年老いた姿をなかなかうけいれにくいものです。
介護と同居問題は、面倒みる方とみてもらう方のちょどよい距離感というものがあることを頭に置いて介護されると良いでしょう。また経済的な事情も絡んできますので、色々なことのバランスを取りながら最善策をさがしてみてください。
同居での介護はデイサービスなどをうまく利用して!
認知症初期の段階から重度の段階まで自宅で介護され、現在は特養ホームにお世話になっているという方の介護の状況を聞いてみました。
私は自宅で4年間、義母の介護をしていました。デイサービスの利用回数は最初は週2回、後半になると週4回ほど利用していました。認知症でしたが、病気の進みが早くあっという間だった気がします。嚥下障害や一人でうまく歩くことが出来ないので、デイサービスの日以外は義母が起きている間中、義母の部屋に神経を配っていました。
近くには年中無休のデイサービスがあり、平日はショートステイの施設なども利用していました。自宅で介護をされている方は、訪問介護のサービスやデイサービスなどの施設をうまく活用して、介護を休む時間・自分だけの時間というのをなるべく作ることをオススメします。介護度によっても利用やサービスに違いがありますので、一度問い合わせてみるといいと思います。
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