子供の昼寝はいつまで?無理にやめさせちゃダメですよ!
2017.9.21
子供の昼寝はいつまで必要なのでしょうか?
夜の寝る時間を考えての昼寝・・・。意外と時間帯や寝ている時間などを気にしているママ少なくはないですよね。
子供の昼寝の必要性やタイミングについてご紹介いたします。
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この記事の概要
子供の昼寝はいつまでさせてもいい?やめるタイミングについて
赤ちゃんの頃は昼夜問わずに眠っていましたが、どんどんと成長をしてだんだんと昼間の眠る時間が少なくなっていきます。
そのうちにお昼寝をしなくても済むように。しかしこの時期が来るのは一概にはいつとは言えません。3歳でお昼寝を卒業する子もいれば、小学校に入るまでお昼寝をしてしまう子もいます。
体の大きさや体力なども関係してきますので、無理にお昼寝をやめさせずにその子その子のあったタイミング、時期を見極めましょう。
例えばお昼寝をしても、夜決まった時間にぐっすりと質の良い睡眠がとれるなら、まだお昼寝が必要だという事です。
逆にお昼寝をすると夜いつまでも眠れずにいたり、今までと同じ時間に寝付いても夜中に何度も起きるような事があればお昼寝から卒業の時期がきているかもしれません。夜の睡眠と相談をしてお昼寝を調整しましょう。
気になる子供の昼寝の時間帯、いつまで寝てても大丈夫?
お昼寝はしてくれないと困るし、寝すぎても夜の睡眠に影響してしまって、これまた困ったものです。個人差もありますが幼稚園に入る前の乳幼児なら午前中に一回、午後から一回のお昼寝が平均的です。
時間帯は大体、朝ご飯から昼ご飯までの間に一回、昼ご飯を食べた後に一回です。昼からのお昼寝は3時のおやつの前に済ませると夜の睡眠に影響が少ないと思います。
逆におやつの時間の後にお昼寝をしてしまった場合は要注意!夜眠れなくなる危険性が高くなります・・・。こんな場合はなるべくお昼寝の時間を短くする事が大切です。
また子供に体力が付いてくると一日一回のお昼寝に移行していきます。その場合は午前中にたっぷりと遊ばせて、昼ご飯を食べた後にお昼寝をさせると良いでしょう。
お昼寝をスムーズにする為には、部屋のカーテンを閉めて少し部屋の中を暗く、暑すぎないように温度にも気を付けてあげて下さいね。
いつまで子供の昼寝を?個人差も考えて!
「うちの子は昼寝を全然しないけど大丈夫?」と心配するママも中にはいらっしゃいますよね。お昼寝をしない子供には二つの理由が考えられます。
まず一つ目はお昼寝をしなくても夜までもつ体力が十分についている。という事。
同じ年齢でも体格などに個人差があり、お昼寝をしなくても十分に夜まで体力が持つ子供もいます。周りの子に比べて体が大きい子などは特に成長が早い場合が多いので、他の子よりもお昼寝の卒業は早いのかもしれません。
二つ目は夜にたっぷりと睡眠時間が取れている場合です。
お昼寝をしない分、就寝時間が早く朝もゆっくりと寝ている場合は、十分に一日の睡眠時間が取れていると考えられます。
PM8時からAM7時まで、夜起きずにグッスリと寝ている場合だと11時間の睡眠時間がとれていますよね。幼稚園に入る頃にこれぐらいの睡眠時間が取れていれば、お昼寝が必要ない場合もあるでしょう。
お昼寝は個人差がありますので、子供の体力や睡眠時間を考えてお昼寝の卒業時期を見極めてみて下さい。
子供の昼寝が必要な理由、「寝る子は育つ」の意味とは
「寝る子は育つ」昔から使われていることわざです。皆さんも一度は聞いた事があるのではないでしょうか。
このことわざの意味とは、体も心も健やかだからこそ寝る事ができる。また寝ている間も元気に育っているという意味です。昔の人のいう事は、本当に医学的にも十分に裏付けされるようなことが多く。このことわざのその一つです。
・寝ている間に分泌される成長ホルモン
子供が成長する為に必要なホルモン、成長ホルモンをご存知ですか?この成長ホルモン、実は寝ている間に多く分泌されるんです。まさに寝る子は育つですよね。
そして睡眠は脳をリラックスさせ、発達を促します。ちなみにメラトニンというホルモン、睡眠ホルモンともいわれていますが、幼児期に一番多く分泌されると言われています。
メラトニンは細胞の抗酸化作用や免疫力の強化に効果があり、今は抗ガン化作用があるともいわれ研究されているホルモンです。
子供が質の良い睡眠をとる事で、こんなにも重要なホルモンを寝ている間にたくさん分泌する事ができるんですよ~。
子供は昼寝などの睡眠時間で脳を成長させている
子供って毎日たくさんの事を吸収して日々成長をしていますよね。それは知識や情報をどんどん脳へインプットしているということです。
でもいくら子供だと言っても脳へインプットするばかりではいられません。脳の中の情報を整理する事も必要です。睡眠は疲れた体を回復させるだけではなく、そんなたくさんの情報を整理する役目も担っています。
寝ている間に脳が不必要な情報を排除し、必要な情報だけを残して脳の知能を高めているんです。いわゆる「忘れる」という事がこれにあたり、脳が不必要な情報だと判断してメモリーから削除を行っているという事になります。
また子供のうちは寝ている間にどんどん脳細胞も増加していきます。体を成長させるだけではなく脳も睡眠により成長をする。
疲れを癒すためには十分な睡眠を!もちろん脳にも必要だという事を忘れないで下さいね。
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