家族が病気に!心配な時こそ客観的になりましょう。
2017.9.1
自分や家族は大丈夫と思っていても、病気は突然やってきます。家族の誰かが病気になってしまうと、心配や不安でたまらないですね。
しかし人には「自力で立ち上がれる力」があるといいます。
また病気になってしまった時は、冷静になって病気と向き合うのも大事なことです。
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この記事の概要
家族が病気になったら心配だけれど、受け止めてあげましょう。
家族が病気になると心配や不安でしょうがないですよね。また病気になってしまった本人も辛いものです
その事実を受け止めるのには時間かかかりますし、受け止めることが出来たとしても病気の症状や体調によって日々さまざまに揺れ動く事でしょう。
そんなときはどうしたらよいのでしょうか?
・答えを探そうとしないこと。
本人の話を聞いて何かよいアドバイスはないか、と考えてしまいがちですが病気の人が必要としているのは「黙って話しを聞いてくれる人」だったりします。不安や悩み、苦しみなどを人に聞いてもらうだけで自分で受け止めることが自然と出来ていきます。
・患者さんに寄り添ってあげて。
患者さんが辛くて愚痴や不平不満をいうこともあるでしょう。家族が逃げ出したいと思ってしまうこともあるでしょう。そんな時こそ、患者さんの気持ちを聞きその気持ちを受け止めて、寄り添ってあげることが大事です。
家族が病気になり、検査や入院で心配な時は・・・。
ご家族の方が病気になってしまったときの例をみてみましょう。
・検査で入院中。
検査は思ったよりも時間がかかります。その期間患者さんは、あれこれ考えてしまい落ち着かない時期でしょう。どうしても悪い方向に考えてしまいがちです。
検査の段階ではまだはっきりと原因はわかりませんので、不安をあおらないようにお医者さんの説明を的確に話しましょう。
・治療に進む。
治療前は不安でとても神経質になっています。お医者さんの話しを納得できるまで聞くといいですね。
・治療が終わって。
手術後や投薬治療はとにかく大変です。肉体的はもちろん、精神的にもきついでしょう。病気のことはお医者さんにお任せして頻繁にお見舞いにいってあげましょう。
家族に話、友達の話、学校の話日常の楽しかったことなど話してあげるといいですね。
家族が病気になり心配でたまらない!乗り越える力があるそうです。
心理学の教科書には、「ほとんどの人が自力で立ち上がれる」とあります。
病気を宣告されて最初はショックをうけます。治療法がない、症状が進む可能性があるなどと聞かされては冷静でいられるわけがありません。
ですが、最初は落ち込んだり取り乱したり混乱がみられたりしていても、数週間も経ちますと少しずつ落ち着きを取り戻し、通常生活が送れるようになっていきます。
その後、数か月・数年経過していくと状況を受け止めて気持ちの整理がついていきます。不安や絶望感は完全には消えませんが、折り合いをつけて過ごすことができるのです。
最初のうち患者さんや家族の方は、激しく動揺しているでしょうが心理的な回復能力を信じて見守っていくことが大事だといいます。周りのその姿勢も重要で、患者本人も「自力で立ち上がれる」をより発揮できることでしょう。
家族が病気になったら子供はこんな事を考えています。
親が病気になってしまったときの子供の心理とは・・・。
・親がガンになってしまってこんなに辛いのは私だけ?
辛い気持ちは人ぞれぞれ違いますが、親がガンになってしまったという家庭は、悲しいことに他にもたくさんあります。自分だけじゃないんだということを忘れないでください。
・罪悪感を感じてしまう。
親が病気なのに、自分だけいつもと変わらず元気でいいのかな?自分だけ楽しんでいいのかな?と思ってしまっていませんか。それは違います。あなたが毎日楽しく過ごしてくれたほうが、親にとっては嬉しいことなんですよ。
・なんで病気になんかなったの!?と思ってしまう。
親が病気になったことに怒りを感じてしまっていませんか?また、そんなふうに思ってしまう自分に腹が立っていませんか?
こんな目にあって神様にも腹が立つ。そんな感情も出てきてしまうことでしょう。全て、あなたの責任ではないのです。怒りはためこまないように気をつけましょう。
病気になって心配になった時はこんな考え方をしてみて下さい。
家族や自分が病気になり、冷静ではいられないという時はこんな方法を試してみましょう。
■気持を整理する
- 心配事や不安、疑問などを書きだす。
- 正確な情報を集める。
- 今できること、やるべきことを考える。
■相談する
- 経験者に話を聞く。
- 担当医や看護師、心療内科や精神科に相談する。
■病気であることを忘れる時間を作る
- 趣味に没頭する時間を作る。
- 運動や散歩をしたり体を動かす。
- 好きな映画を観たり、本を読む。
■日常とは違う物の見方をしてみる。
- 過去乗り越えて辛かった状況を思い出してみる。
- 客観的に、どのくらいの可能性でおこる確率なのか分析してみる。
- 不安な気持ちを逆に批判的にみてみる。
- 家族や友人に言われた言葉や気持ちを振り返ってみる。
- 病気になる前の元気な自分だったらどうするだろうかと考えてみる。
- 家庭と住まい