異動の挨拶とお菓子を渡すタイミングやお菓子選びのポイント
2017.9.11
異動する時は移動の挨拶としてお菓子を渡していますか?
異動が決まったら挨拶のタイミングやお菓子選びやお菓子を渡すタイミングなど、意外と悩むものですよね。
異動に伴う挨拶の例文やお菓子選びのポイント、タイミング、マナーなどをまとめました。
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この記事の概要
異動の挨拶例文と挨拶のギフトはお菓子が良い?
・異動の挨拶例文(挨拶の場が設けられる場合)
本日はお忙しい中、このような場を設けていただきありがとうございます。○○部署で○年間勤務し、多くの方と出会い、様々な事を学ばせていただきました。
○○では分からないことも多くご迷惑をおかけいたしました。でも、あのプロジェクトが成功したときの達成感や打ち上げは今でも鮮明に覚えています。今後はここで得たスキルを活かして、次の部署でも頑張りたいと思います。今まで本当にありがとうございました。
・挨拶のギフト選びについて
異動する際、挨拶にお菓子やプチギフトを配る習慣がある職場は多いと思いますが、そういうことを一切しない会社もあると思いますので、職場の常識に合わせましょう。
挨拶の時に配るお菓子やギフトはお世話になった部署の皆に感謝の気持ちを込めて贈るものです。お菓子なら1つ1つ個別包装されていて日持ちのするものがおすすめです。プチギフトなら仕事で使えるものやハンドタオルなど日常で使えるものが良いと思います。
お菓子でもギフトでも出来れば挨拶しながら手渡ししましょう。渡す時は仕事の邪魔にならず帰宅の妨げにならない時間が良いでしょう。挨拶し損ねないように注意しましょう。
異動の挨拶とお菓子を配るタイミングとは?
・挨拶は最終日にしなければならない決まりはない
異動の時期は社内全体がバタつきがちです。あなたも周囲の人も異動準備や期末の忙しさに追われている可能性があります。気付けば現部署に出勤するのは今日が最後という状況で、仕事の都合で最終日に会えず、挨拶出来ないままになってしまう人がいるかもしれません。
挨拶は直接顔を見てするのがベストです。外回りや出張で外に出る事が多い人がいるときは、特に早めに挨拶を済ませた方が無難です。異動の辞令が正式に出て周囲に言っても良い状況になったら、異動の報告と挨拶をしてしまいましょう。
異動するまでに日にちがあったとしても、最終出勤日に改めて挨拶したらいいだけの事です。他部署で関わりのある人やお世話になった人、サポートしてくれているアシスタントなどにも忘れずにしましょう。
・最終出勤日はお菓子を持って行こう
送別会を開いてもらったり、送別の品を貰う事もあるでしょう。なかったとしても、今までお世話になったお礼として異動前の最終出勤日には菓子折りをもって行きましょう。
時間があるなら一人一人手渡しするか、一通り挨拶を済ませてしまったのなら帰りに誰かに託しても良いと思います。上司に最後の挨拶をして「皆さんでどうぞ」と渡しても良いでしょう。
特にお世話になった人がいれば、皆と同じ菓子折りの他にお礼の品を送っても良いと思います。デスク周りで使えるものやハンカチなどいくつあっても困らず、ある程度の予算で帰るものが良いでしょう。
異動の挨拶で渡すお菓子はどんなものがいい?
異動が決まった時に同じ部署の人やお世話になった人にこれまでのお礼の意味を込めてお菓子を渡します。お菓子は最低でも同じ部署の人数分用意しましょう。同じ部署にいてもあまり関わらない人もいるかもしれませんが、お菓子を贈る場合は部署の人皆に渡すようにしましょう。
同じ部署の人皆に渡すので、お菓子は皆が食べられるようなものを選んでください。お菓子は、同じ部署の人全員に喜んでもらえるようなものがおすすめです。
好き嫌いの別れそうなものよりも無難な品を選びましょう。例えば、若い人が多い部署なら洋菓子だけでも良いですが、年齢層が幅広い部署なら和菓子と洋菓子を2種類用意しても良いと思います。
お菓子を買う時は、同じ部署の人数を確認して最低限必要な個数以上は買いましょう。丁度の個数を購入すると数え間違いをしてお菓子が足りなくなるよりは余る方がいいので、多めに用意しておくのがおすすめです。
異動前と異動後の挨拶やマナーは?
・仕事の引き継ぎについて
後任者の負担を最小限にするために、引き継ぎノートやデータを作りましょう。これを作るのは自分のためでもあります。新天地に行った後で何度も後任者から問い合わせがあるとあなたの仕事に支障をきたす可能性もあります。しかし、引き継ぎノートを見ても後任者が迷う時には気軽に確認出来るようにしておきましょう。
・取引先への挨拶
取引先への挨拶は、異動することを周囲に話してもよくなってからにしましょう。内示の時点では言ってはいけません。正式な辞令が出てから電話で報告をして、改めて挨拶に伺うと伝えます。後任者と一緒に直接挨拶に行きましょう。
・社内のお世話になっている人への挨拶
社内の人でも正式に辞令がおりるまで異動は言ってはいけません。辞令が出たらすぐに報告をしましょう。すぐに報告をするという行為は相手の存在を認めているから出る行為なので、相手に好印象を与えて今後の人間関係を良いものにします。転勤直前になったら改めて挨拶しましょう。
・異動後の部署に早く慣れる
新しい部署では、早く同じ部署の人の名前を覚えることが早く溶け込むのに役立ちます。また、その部署特有の習慣やイベントもあると思いますので、出来るだけ参加しましょう。
同じ会社でも部署によってカラーがあります。やり方などに納得できない部分があっても、いきなり言うと衝突してしまう原因になります。意見はある程度人間関係を構築してから少しずつ謙虚な姿勢で言うようにしましょう。
転勤の挨拶でお菓子を渡す場合は菓子折りにのしは必要?
お店で菓子折りを購入すると大体「のしはお付けしますか?」と聞かれるでしょう。そこで、「異動や転勤の挨拶に使う菓子折りにのしをつけるならなに?」と思うかもしれません。
転職の挨拶の場合、これまでお世話になったお礼なのでのしを付けるならのしは「御礼」の文言にします。転職先にお菓子を渡すなら「御挨拶」でしょう。
転勤の場合は、のしは蝶結びのものを選びます。転勤前の部署にも転勤先の部署にも同じ蝶結びののしで失礼になることはありません。
ただし、のしをつけると目立つので上司によってはのしつきの菓子折りを嫌味と捉える人もいるでしょう。転勤してくる社員が菓子折りを持参する習慣がない職場なら、嫌味に思われてしまう可能性も高いでしょう。
せっかく、これからお世話になりますという気持ちで用意したもので印象を悪くしてしまったら元も子もありません。のしを付けるなら出来るだけ目立たないのしにして、渡しましょう。
転勤先にお菓子を持参する習慣のない職場だったとしても、転勤前の土地の銘菓などを選べばお土産感覚で嫌味な感じが薄まり、話題の一つになって良いでしょう。
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