調べることには価値がある。

調べることには価値がある。│日刊シラベル

小学校の教師が大変だという話をよく聞きます

2017.9.11

学校の教師って大変な職業。とりわけ小学校の教師って本当に大変なんだそうです。

仕事量の多さに、対人関係の複雑さ。実際に心を病んでしまう人は多いそうです。そんな小学校の先生について考えてみました。

親の言うことをちっとも聞かない子供の集まりを指導する先生…お疲れ様です!

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小学校の教師は大変な職業!クラス編成によって大変さも違うようです

小学校と言えば6学年ありますね。1学年のクラス数は生徒の人数によって違います。公立の小学校ですと低学年は30名~40名、3年生から6年生までは、一クラスの定員が40人と決められています。

1学年70人の生徒数だと、35人づつ2クラスとなりますよね?ですが一学年81人だと、2クラスに分けると、40人と41人になってしまいます。したがって、40人を超えてしまいますので3クラスに分け、一クラス27人づつ3クラスの学年編成となります。

40人を教えるのと、27人を教えるのでは1クラスで13人もの差が出ますよね。単純に1クラス生徒数が5人を受け持つ担任と、1クラス40人を受け持つ担任だと仕事の量が違いますよね?

また、小学校1年生を38人受け持つのと、小学校6年生を8人受け持つのでは大変さの質が違うように思います。

小学校の先生の勤務体系や仕事についてその大変さがテレビなどでも取り上げられますが、皆さんは小学校の先生と聞いてどのような印象を持ちますか?

学校の教師はどこが大変なの?

「先生」というのは授業中に子供たちに勉強を教えれば終わりというわけではないんですよね?

授業の準備をしたり、テストの点数を付けたり、ノートのチェックをしたり、他のクラスの先生と学年会議をしたり、職員研修を受けたり、課外活動の指導をしたり…それに、小学校の先生って全教科教えますよね?

これって、小学校の勉強と言えども、ものすごく大変なことだと思います!算数や、図工や音楽などは専門の先生に任せるようにすると、先生の負担も軽くなるような気がしますけどね。

それから、小学校の先生は、授業が終われば子供と一緒に下校できるわけではありません。小学校の先生は休日に出勤をしても、平日に残業をしても、時間外労働は出ないそうです。

また、自宅に仕事を持ち帰る先生も多くいます。あれ?小学校ってブラック企業!?そして、業務の多さに加えて、生徒とその保護者との人間関係も大事になってきます。

トラブルを起こしてしまう子供を受け持つと、授業中はもちろんのこと、放課後でもトラブルを起こし、呼び出されることもあるのだとか。授業外だから知りませんよというわけにはいきませんものね…

小学校の教師は大変だけどやりがいがある!

小学校の先生は公務員。ですから、勤続年数を重ねていくと絶対に収入が増えます。一般企業のようにリストラなどもありません。業務内容は大変ですが、福利厚生が手厚く、安定性が抜群と言えます。

『就職先』として考えるのなら、良い職業と言えるでしょう。人に関わることが好きなら、教師という職業はとてもやりがいのある仕事だと思います。

大人になっても小学校の先生のことは忘れませんし、先生との関わり合いが自分の将来に深く影響したという人もたくさんいらっしゃると思います。他には「給食」が毎日食べられるということ!

小学生の特権である「給食」が毎日食べられるなんてうらやましい!子供たちに食事のマナーを教えるのは大変ですが、お昼ご飯は何を食べようと悩む必要もありません。子供たちと食べる給食はきっとおいしいでしょう!

小学校の先生になるにはどうしたらいいの?

皆さんはどうしたら小学校の先生になれるのかをご存知ですか?小学校の先生になるには主に4つの方法があります。

  1. 大学で「教職課程」を修了し「1種免許状」を取得する
  2. 短大で「教職課程」を修了し「2種免許状」を取得する
  3. 教職課程のない大学または短大を卒業し「教員資格認定試験」を受け「2種免許状」を取得する
  4. 大学院で「専修免許状」を取得する

こうして、資格を取得するだけでは小学校の先生にはなれません。働ける小学校の都道府県や市町村で実施している「教員採用試験」を受験します。合格し、採用されると晴れて小学校の先生になれるのです。私立の小学校ですと、その小学校で採用試験を受けることになります。

学校の先生!応援してます!

小学校の先生をしているお友達に仕事の話を聞いたことがあります。

「自分が知っていることを、知らない人に説明するのって難しいよね。よく子供たちに勉強教えてるね」と私が聞くと、彼女はかっこよく、こう言いました。

「勉強はね、教えることは難しくないのよ。集団生活やマナーを教えることの方が難しいの」

へぇ~という感じでした。勉強はまぁ、よっぽどでなければそれなりに理解するそうです。でも、生徒一人ひとりには各家庭のバックボーンがありますよね。その「家庭アルアル」が違う子供たちをまとめるのが大変なんだそうです。

また、小学校高学年にもなると人間関係が複雑になってくるようです。表面化するトラブルは対処できるけど、表に出てこないトラブルに対処することはまず無理だそう。

それから、同僚の中でも多忙のため心を病んでしまう人も中にはいるようです。小学校の先生は、やりがいはあるけど、やっぱり大変なことの方が多いようです。

よく考えれば親よりも先生の方が子供と接する時間が長いですよね。そう考えると、見えない部分が多すぎるから、先生への苦情にも似た意見が多くなってしまうのかもしれません。

もっと先生を信用して、子供のことを任せて見守ることが、必要なのではないのでしょうか?

 - 学校と教育