風邪で咳がとまらない。マスクの効果と選び方とは
2017.9.10
風邪をひいて咳が出る・・・そんなときマスクは必需品ともいえますが、マスクは本当にする意味があるのでしょうか?
予防やエチケットとしての意味もありますが、マスクを嫌がる理由とは?
マスクには価格や用途、様々なタイプのものがあります。
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この記事の概要
風邪で咳やくしゃみが出るときはマスクをしましょう。
咳やくしゃみをする時は、どうしていますか?手で口元を覆っていませんか?そのやり方は間違っています!
覆った手には、咳やくしゃみで出た風邪のウイルスがたっぷりと付いていますよ。お金を払ったり、品物を受け渡ししたり、手すりやドアノブを触ったり、書類を渡したりとあらゆる日常生活の中で、菌は移っていきます。
では正しい咳やくしゃみの仕方とは・・・ハンカチやタオルなどで口元を抑えるやり方です。音も軽減されますし、唾液や風邪のウイルスが飛び散るのを防いでくれます。
ハンカチやタオルが無い場合は・・・ヒジを曲げて、ヒジの内側で口元をおおうようにします。実はこの方法は日本人ではあまりみかけませんが、海外では一般的のやり方なんです。
風邪が疑われるときは、予防の意味でもマスクをしてうつしたりうつされないように気をつけましょう。
風邪で咳が出る。マスクにはこんな効果があります。
風邪の時はマスクをしましょうと言いますが、実はマスクはウィルスの侵入を防ぐことは出来ないのです。では、どんなメリットがあるのでしょうか。
■マスクは加湿器のような役割があります。
風邪やインフルエンザの菌は、暖かさや湿度に弱い特徴があります。マスクをして呼吸をするとマスクの中は温度や湿度が上がり、菌が増えにくい状態になります。また、菌が付いた手で鼻や口を触らなくてすみます。
咳が強い時にもマスクはおすすめです。異物が入ってくるのを防ぐために咳がでますが、マスクをすることでそれを減らすことが出来ます。
また喉が炎症をおこしている時は、タンを出そうと咳が増えます。気道が潤うことでタンをだしやすくなると言えます。マスクをして湿った空気を循環させ、水分もこまめにとるようにしましょう。
風邪で咳やくしゃみが出る時はマスクをして下さいという意見
他人の咳やくしゃみが気になるという人は大勢います。色んな意見がありましたので紹介します。
- 風邪をひいているのに、風邪薬も飲まないし、病院にもいかないってどうなの?と思います。
- 窓を開けて部屋の換気をすると寒がっている。
- 電話口に向かって咳をする。受話器からはずしてほしいです。
- 顔は横を向いているけれど、口元をおさえないのでまき散らかされているようで不快です。
- 一方向の人の流れの中で、手でおさえずに大きなくしゃみをされるとその飛沫が後ろを歩いている人にかかりそう。
- 咳が出ているからとマスクをしている人が、話す時にアゴまでマスクを下げて話している・・・マスクの意味は?
- いつも大きなくしゃみをする人がいますが、その人の近くや前の席には絶対に座りたくないです。
- 風邪でも無理して出てくる。菌を運ばないで休んでくださいと言いたいです。
- 咳やくしゃみを手で覆わずにする人は、絶対にマスクをしてください。風邪の他にも色んな病気が流行っています。
咳をする時におさえない人の心理とは
あなたは咳をする時は、手で口元をおさえますか?中にはおさえない人もいますがどういう心理が働いているのか、心理学者の先生に聞いてみました。
「共感性に差がある」ということが言えます。共感性とは、他人の立場になって物事を考えることが出来る力の事をいいます。手で口元をおさえない人は、自分が咳を掛けられたらイヤだなということが考えられないのです。
■では、マスクをつける人とつけない人ではどうなのでしょうか?
これも同じで、他人がどう感じるかは関係なく、自分を優先します。マスクをつけない理由は、カッコ悪いとか息苦しいとか色々あるとは思いますが、人に迷惑をかけていようが関係ない共感能力がない人といえます。ということでした。
咳がヒドイのにマスクをしながら学校に来ていた人もいますが、周りにしてみると迷惑に感じるという意見もありました。
マスクには用途に合わせて色々な種類があります。
マスクといっても色んな種類のマスクがあります。詳しくみてみましょう。
・織布マスク
洗濯すると何度でも使うことが出来て経済的です。保温や保湿の効果も高いので乾燥の予防には良いでしょう。しかし目が粗いので、菌やウイルスが侵入する可能性が高いといえます。
・不織布マスク
目が細かいので予防の効果が高いマスクです、プリーツ型は比較的人気があります。マスクをしたまま話をしてもずれにくく、サイズ選びも簡単です。立体型は、顔とマスクの間に隙間が出来にくくぴったりフィットしますが、なかなか自分のサイズを探すのが大変です。
・N95マスク
微粒子用マスクで米国労働安全衛生研究所の認可を受けています。高気密なので多少の息苦しさはありますが、ウイルスを防ぐには高い効果があります。通常使うというよりは、粉塵や灰などの被害を防ぐものとして使用されることが多いです。
- 健康と医学