うさぎがストレスを感じると表れる症状に要注意!
2017.9.22
うさぎは寂しがりできれい好き。でもストレスを感じると体調を崩すことがよくあります。
その症状は食欲の不振や低下から排泄問題、体を舐めすぎてハゲちゃうこともあるらしいのです。
寂しさよりも不潔や騒音などの方がうさぎの命に関わってしまうかも。ただしうさぎのお世話や飼い方のヒントをお教えします。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
イカを冷凍する時わたはどうする?わたの調理方法をご紹介します
新鮮なイカは本当においしいですよね~!焼いても煮ても揚げても良し、もちろん刺身は格別です。 そ...
-
赤ちゃんがお母さんがいないと泣いたり探すにはこんな理由がある
赤ちゃんが泣いてお母さんを探すにはきちんとした理由があるのを知っていますか? 姿が見えないだけ...
スポンサーリンク
この記事の概要
うさぎのこんな症状、実はストレスが原因かもしれません
うさぎはとてもデリケートな動物。ストレスがあるとすぐに体調や行動に出てしまうことも少なくないようです。
【ストレスが原因と考えられる症状】
1.食欲への影響
ストレスを感じたうさぎは、食事の量が減ってしまうなど食欲に影響が出ます。
2.排泄への影響
ストレスで食欲や食事量に変化があった結果、排泄の量や回数が減ったり、柔らかくなるといった変調がありえます。血液の混入がないか、色や形状を目視でチェックすることも健康管理になります。
3.グルーミングへの影響
自分の体毛を舐めるグルーミングは、うさぎにとって必要な行動ですが、舐めすぎにより毛が薄くなる・はげてしまうといった場合もあります。
季節の変わり目や、大きな音。コミュニケーション不足もストレスになりますが、逆にかまいすぎも良くありません。特に飼い始めは、うさぎの個性に合わせた愛情の注ぎ方を模索しましょう。
うさぎにストレスが原因の諸症状を起こさせないためのポイント
◆ケージの衛生面
うさぎは清潔好きな生き物です。ケージの中はもちろんですが、部屋の中全てがうさぎにとっては遊び場所のようなもの。汚れていたらストレスを感じてしまいます。
うさぎは皮膚病にかかりやすいので、うさぎが動き回るスペースは特に清潔を心がけましょう。
◆適度なスキンシップ
愛情が豊かなうさぎは、飼い主に対してたっぷりの愛情を向けてきます。そして、同じくらい愛情を求めて来るのです。
せっかく構って欲しいのに、放置されてしまうとストレスを感じてしまい、病気の原因になってしまうことも。だからといって構いすぎて疲れさせてしまうのはNG。嫌がるようすが見られたら、すぐに自由にさせてあげましょう。
◆適度な運動
多少大き目のケージであっても、1日1回はケージから出して自由に運動させてあげましょう。人間と同じく、程よい運動はストレス解消になります。
◆安心できるスポットを
環境の変化にも敏感なうさぎ。室内でも温度変化が少ない静かな場所にケージを置きましょう。周辺に配置するものにも注意して、頻繁に移動させないようにします。
うさぎのストレスや不満は症状が出る前に察知してあげよう
「うさぎは寂しさで命を落とす」という話がありますが、少々言い過ぎ。きちんと世話をしなければ…という意味では正解ですが、必要異常に構い過ぎると逆にストレスになってしまいます。
わかりやすいのは食欲と、それにともなう排泄の変化。病気の早期発見のためにも、食事と排泄の変化は気に留めておくといいですね。
うさぎは危険を察知した場合や苛立ちを感じたときに、後ろ足を床や地面に叩きつけるスタンピングという行動を取る場合があります。人間がイライラと足を踏み鳴らす姿にも似ていますね。
うさぎは犬や猫のように鳴き声を上げたり、唸るといった行動はできません。不満や不安を感じても、それを伝えることが苦手な生き物なのです。一緒に暮らす飼い主は、そんなうさぎの不満やストレスにいち早く気づいてあげられるよう気配りをしてあげてください。
毎日きちんと世話をして、スキンシップが充分とれていれば、ちょっとした変化にも気づいてあげられるはずです。
うさぎにとってのストレスは命に関わる重大事
私たち人間は、ちょっとした体調不良で下痢をすることがあります。多くはすぐに治ってしまうので軽く考えがち。しかし、うさぎにとって下痢は命に関わる大問題なのです。
原因にはストレスや食事の内容・寄生虫や細菌感染・間違った薬の与え方などがあるでしょう。
ケージはきれいにしていても、エアコンの風が当たったり音や動くものが近くにあるといった落ち着かない環境も悪影響です。同居のうさぎや他のペットがいる場合の関りもストレスになり得ます。
「ストレス」というと強い緊張などをイメージしますが、うさぎにとっては「不要な刺激」程度でも体に変調をきたしかねないのです。
「ストレス程度なら大丈夫」と考えていると、食事からの栄養摂取が上手くいかず、脱水症状や栄養不良になることもあります。うさぎにとって「ストレス」とは命を落とす危険もある、恐ろしいものであると言えるようです。
うさぎにストレスを感じさせない接し方を知ろう
始めて家に迎えたとき、うさぎは大きなストレスを感じています。新しい環境に馴染むまで、静かに過ごさせてあげましょう。
一日の大半を過ごすことになるケージは、安心できる自分の居場所であると覚えてもらいます。静かな場所に置き、触ったり声を掛けるのは少しのあいだ、がまんしてください。
ペットショップやブリーダーなど、今まで食べていたものと同じ餌をあげるのが無難。もし、餌を変える場合は2~3週間ほど環境に慣れるまで待った方がいいですね。
うさぎのようすを見ながら、手から餌をあげたり、なでるといったスキンシップをスタートしましょう。人間は怖いものではないと覚えてもらうことが大切ですね。
優しく接しているうち、うさぎも徐々に心を許してくるはずです。室内にうさぎにとって危険なものがないかチェックして、トラブルがないように片付けましょう。
うさぎは柱など家の一部をかじるなどして破損したり傷つける可能性があります。借家など賃貸物件にお住まいの場合は、遊ばせている間も目を離さないようにしてください。
- 家庭と住まい