人間の心理や習性は考え方や行動に出る?その引き起こす現象とは!
2017.9.3
人間は気がつかないうちに、日常生活の中での心理や習性で行動をおこしていることがあります。
それは、どんなことなのでしょうか?心理学などでも研究されており、驚くこともあります。
その習性を利用したトリックや、テクニックなども併せてご紹介します。
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この記事の概要
人間が嘘をつくと心理からの行動や習性などで、嘘がわかる!?
誰でも一度は嘘をついたことってあるのではないでしょうか?自分にとって不利なことや、言いたくないことや優しい嘘など、それにはさまざまな理由がありますよね。
でもそんな時、人間には嘘をついている時の心理から来る習性やしぐさなどが関係していると言われています。それにはどういったことが見られるのかを、調べてみました。
- 今まで目を見て話していたのに、視線をそらす。(これは男性に多いようです)
- 話していた内容から違う話題に変える。
- 聞いてもいない話を話し出す。
- 質問したことを逆に相手に聞き返す。
- 聞き手を隠す。ポケットに手を入れる。
- 挙動不審
など、あげるとキリがありません。特に家族や、恋人、親しい友人の関係だと相手の習性やしぐさなどから、嘘がわかってしまうこともありますよね・・・
人間は無意識の心理で、左側を歩く習性がある!
歩く時に、右か左かを意識して歩いたことはありますか?と聞かれたら真っ先にどちらかを答えることできますか?実は、人間は気が付かないうちに左側を好むという習性があるのを知っていますか?
何も決まりがない場合、基本的に人間は左側通行しているんです。これは駅構内や地下街などを観察しているとこういった傾向目にすることができます。
え~っ本当なの?と思うかもしれませんが、これを実験した結果もあります。例として体育館に長い壁をつくり、100人の学生にその壁に沿って歩く実験を行いました。すると20%の人が右に壁があるほうが歩きやすく80%の人が左側のほうが歩きやすいと答えました。
危険物が前から迫ってきたとき、左右どちらに逃げるかいう実験を行ったところ、結果は7割りの人が左側、3割が右側、後方がわずかという結果でした。
ある商店街で、ワゴンの売り出しがあった時にたまたま居合わせたので、お客さんが左右どちらから来てそのワゴンのところで立ち止まり、商品を見るかを観察していたら、結果はやはり左側が多いことがわかりました。
気がつかないうちに、人間は左側に注意を向けて歩いているということがよくわかります。
人間には習性を利用した、心理トリックを操作することができる!
誰かに見られたら困るものを隠す時には、見られても大丈夫なものを目立つ場所におこう。人は探しているものを優先的に探す傾向があり、見つからない場合には他のものには興味を示さなくなり、探し物から頭が離れなくなる習性がある。
どうしても相手に知られずに隠したいものがある場合には、相手が興味をもちそうなもので、今まで目にすることのなかった物や、見つかっても大丈夫なものを目立つ場所に置くと良いでしょう。
相手はあなたが本当に隠しているものに関心を向けることがなくなります。また、どうしても忘れてはいけない用事がある時には、寝る前に部屋に違和感を作っておく。
例えばスリッパなどを居間に置いたままにしておくなど。
翌朝に起きた時に、いつも履くスリッパがない!と探しているうちに今日は大事な用事があったんだと思い出す!と言ったいつもと違う習性やトリックなどの思考操作をすることができるんです。
人間は活性化する情報を処理する心理的な効果があると言われている
認知心理学では、ひとつのことを無意識のうちに物事の共通なところを見つけ、物事の間にかかわり・つながりがあることがあるものをその近くに、共通が薄いものは遠くにというように、人間の記憶はさまざまな理解している物事に共通している特徴や知識がネットワーク状に割り当てされていると考えられています。
そして、それぞれ無意識のうちに物事の共通なところを見つけては、物と物とを繋ぎ結ばれているのです。
人間は興味がある情報を、早い状態で処理する心理的な習性があると言われており、あらかじめ、ある事柄を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなると言われています。
しかし先に述べた情報の処理の仕方によって、後から入ってきた情報の処理や速度に働きかけられていることが裏付けされています。これを「フライミング効果」と言います。
人間はひとつの重要な作業を処理すると、無意識のうちにそれに近い物事の共通なところの活動を活発にさせていて、物と物のつなぎによって伝えネットワークをさらに広げ、その結果、ほかの概念に比べて処理されやすくなっていると言われています。
好意を持っている相手との関係を良好にするための、テクニック
自分が好意を持っている人に、『あなたと私は似ていますよ」という。
サインを送るテクニックにひとつに、ミラーリングと言う言葉があり、さらに、人間関係を良好にするためのラポールを築くと言った言葉があります。なんだか専門用語にすると、難しくなってしまいます。
例えば会話をするときに、相手の話し方や声のトーンや仕草などをさりげなく真似たり、相手との呼吸を合わせることを少し意識してみます。すると、ラポールに例えると相手と心が通い、信頼してもらえ人間関係を良好にしてくれるのです。
特に自分が好意を寄せる相手には、気が合うし楽しいと思われるだけでなく、こちらも相手の気持ちを理解できるようになるのです。
しかし、いつもいい関係ばかりではありません。友人がイライラしグチを言って来た時に、冷静ぶって落ち着いてと言ってもこれは逆効果です。相手の性格や心理状態に合わせて、話を聞いてあげることが最も大切なんです。
- 科学